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Relic、新規事業開発の各フェーズにおけるChatGPTの活用方法をまとめたホワイトペーパーを公開

 Relicは、アイデア創出フェーズ・事業検証フェーズ・グロースフェーズなど新規事業開発の各フェーズにおいて効率的かつ素早く新規事業を推進するためのChatGPTの活用方法をまとめたホワイトペーパーを公開した。

 ビジネス分野では、カスタマーサポートや自動応答システムのような顧客対応、広告やプロモーションの文案、商品説明などの自動生成および文章の自動要約や翻訳、文章の感情分析などにChatGPTが利用されている。ChatGPTを支えるAIによる自然言語処理技術は急速に進化しており、今後、精度の向上とともにビジネス現場での活用もさらに広がっていくことが期待される。

 高度な自然言語処理能力を有している点や誰でも無料で利用できる環境が整いつつある背景から、世界中でChatGPTを活用する動きが活発化している。しかしChatGPTはアウトプットの正確性や信頼性にまだ課題があり、かつ精度の向上には大量のデータを必要とするため、多くのビジネスの現場で積極的に活用を試みるものの、まだ期待した成果が得られなかったり有効な利活用に苦戦したりしているケースが多いのが実情。特に人間ならではの創造性や感性・直感なども含めた統合的な活動が重要となる新規事業開発においては、ChatGPTの活用が難しかったり限定的になったりする場面もある。

 そのような中、同社では過去3000社、1万5000件以上の新規事業開発の支援や共創に伴う実績や経験をもとに、ChatGPTが新規事業開発のどのような場面で実際に有効に利活用することが可能なのかを検証・整理した。特にVUCA時代の社会や市場環境の激しい変化に迅速に対応することが不可欠な新規事業開発においては、ChatGPTの活用による事業検討・検証業務の効率化や高速化や、それによって人間がより創造性を発揮し、クリエイティブな活動に集中できる環境や働き方の実現を通じて成功確度の向上につなげていくことが期待される。今回、その結果をホワイトペーパーとして集約し、公開した。

 ホワイトペーパーでは、新規事業開発を「3つのフェーズ」「7つの検証項目」「10のプロセス」に体系化し、整理している。

 特に下記のフェーズや場面でChatGPTを有効活用できる方法についてまとめられている。

  • 【Customer&Problem(顧客と課題の検証フェーズ)】
    • Insight:深い洞察で顧客や市場の課題を発見する
    • Define:課題の蓋然性を検証し、定義する
  • 【Value&Solution(提供価値と解決策の検証フェーズ)】
    • Ideation:課題を解決するアイデアを検討する
    • Prototyping:アイデアを試作品を活用して検証する
  • 【Product&Market(製品と市場の検証フェーズ)】
    • Launch:プロダクトを提供し初期顧客を獲得する

 ホワイトペーパーの入手方法については、Relicのコンタクトフォームから問い合わせる形で受け付けている。

ホワイトペーパー(イメージ/一部抜粋)
ホワイトペーパー(イメージ/一部抜粋)
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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