マネジメントソリューションズは、同社に所属するDigital事業部アソシエイト・ディレクターの渡会健氏が、自身の15年に及ぶアジャイルプロジェクト経験から得た知見を結集した、アジャイルを実践するすべての人に向けた書籍『現場で見つけた144のヒント アジャイルに困った時に読む本』が、8月23日にダイヤモンド社から発売されることを発表した。税込価格は1980円。
同書は、渡会氏の15年間・50以上のアジャイルプロジェクトに関わってきた経験、およびプロジェクトのマネジメント経験から得た、「マネジメント視点でのアジャイル」要素を含む知見を、144のヒントとしてまとめている。
同書に掲載されているヒントの一例は以下の通り。
- その「アジャイル」本当に必要ですか?
- アジャイルは万能ではない(「今のやり方以外を採用すれば成功する」は幻想)
- 臨機応変=アジャイルじゃない
- アジャイルで「失敗を許容する」が可能なのはそのための「からくり」があるからです
- イテレーション内に予定通りにユーザーストーリーが終わらなかった場合はどうするべきか
- アジャイルの品質の守り方とウォーターフォールの品質の守り方
- 生産性の高いチームほどコミュニケーションコストを惜しまないようになるのはなぜか
- 開発効率<価値実現効率。作り手の都合は後回し
- 「進捗が予定よりも遅れている」という言葉が関係者から出てきたら危険信号
- ふりかえりはTryの負債に気をつけよう。1つで良いので確実に次のイテレーションで実行してはじめて完結する
同書は、渡会氏の「アジャイルをやってみようと思った人が、アジャイルを諦めないで続けられるようにしたい」という思いから誕生しており、これからアジャイルに挑戦してみたいと考えている人、今現在アジャイルプロジェクトを推進しているものの何らかの課題を持っている人など、アジャイルに関わるすべての人を読者として想定している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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