「プロダクトづくりに関する知識を広げ、深め、身につける」を目的として活動するコミュニティ「プロダクト筋トレ」は、プロダクトマネジメントの成功談・失敗談を語り合うLT(ライトニングトーク)イベント「プロダクトづくりの壁を乗り越えた話 vol.2」を、8月23日にオンラインで開催する。参加費は無料。
同イベントは前回に続き2回目の開催となり、現場でよりよいプロダクトをつくるために奮闘している人の話が聞ける。教科書的な話でなく、横のつながりやリアルな知見の交換を目的に行われる。
LT大会の内容は以下の通り。
LT #1「ARR100億SaaSの現実~新設PdM組織が、PRD品質向上のため泥臭く越境した2つのこと~」
- 登壇者:株式会社ラクス プロダクトマネージャー 植木遼太氏
- 内容:経費精算システム「楽楽精算」は、もともと事業部長とリーダーエンジニアとの密接なやりとりでPRDを作成していた。しかし売上・組織の拡大に伴い企画部門が新設され、上記2名はPRD作成の役割から離れた。それにより発生したPRD作成時の課題と対応策について解説する。
LT #2「増殖し変化し続けるチーム間連携の壁を乗り越えるために定例会議のデザインが有効だった話」
- 登壇者:株式会社コパイロツト プロジェクトイネーブラー 定金基氏
- 内容:ミーティング用クラウドサービス「SuperGoodMeetings」は自社の業務効率化ツールから始まっている。小さなプロトタイプからスタートして、一般公開するようになるにつれてチームは徐々に拡大していった。するとチームの変化とともにチーム間の連携が難しくなる問題が発生した。その問題を、定例会議をAPI的に捉えてデザインすることで乗り越えた話を紹介する。
LT #3「CEOという武器を失った僕たちが得た、スクラムという武器」
- 登壇者:Tebiki株式会社 CTO 渋谷和暁氏
- 内容:これまでCEOとCTOの二人三脚で開発してきたプロダクトがグロース期に入り、次の顧客課題に挑戦するためにCEOはチームから離れることとなった。しかしそれまでCEOがマイクロマネジメントをしてきたという事実が壁として立ちはだかった。CEOという武器を失った同社が、スクラムという新たな武器を得て全員が顧客の価値を考えるチームとして成長を実感している、そのプロセスについて解説する。
開催日時は8月23日の19時~21時で、LT大会の後には懇親会が行われる。なお、参加には事前の申し込みが必要となる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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