Notion Labs Japanは、同社のコラボレーションソフトウェア「Notion」をUPWARDが導入し、情報の一元管理およびNotionを情報ハブとした顧客との関係構築の強化を実現したことを、8月22日に発表した。
UPWARDは「現場のラストワンマイルを革新する」をミッションに掲げ、高度な位置情報技術を活かしたセールスエンゲージメントサービス「UPWARD」を提供している。
同社は、事業成長にともなって社員数が約1.5倍に急拡大する中で、組織運営上のさまざまな課題に直面しており、一部の業務が属人化してしまったことによる業務情報の整理や、情報の散在による業務効率の低下や成長スピード鈍化の懸念、新入社員が迅速に業務に取り掛かれるための業務フローをまとめたドキュメント整備といった、情報を1か所に集約してどこからでもアクセスできる環境の構築が急務となっていた。
今回のNotion導入によって、あらゆる情報をNotion上で管理することで情報の散在を解消し、作業にかかる時間の短縮に成功しており、具体例としては1つのファイルに収められていた80ページの業務マニュアルをNotionに置き換えたことで情報が1ページに集約され、情報の検索や重いファイルを開くためにかかっていた時間がこれまでの3分の1に短縮されている。また、商談履歴などのフロー情報から、組織のナレッジであるストック情報を蓄積する社内WikiとしてもNotionを活用する。さらに、社内だけでなく社外向けの情報共有にもNotionを活用し、新規に契約する販売代理店向けの共有ページをNotionで作成して、契約内容やソリューション紹介といった基本的な情報をまとめて掲載するなど、情報共有の効率を向上するとともに、理解促進にも寄与しているという。
UPWARDでは今後、対顧客だけでなく顧客同士がベストプラクティスやイベント情報などを共有しコミュニケーションを行う場としてもNotionを活用するなど、Notionを軸とした顧客間交流を強化していく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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