デジタルサービス開発を提供するTC3は、アイデンティティ管理におけるグローバルリーダーであるOktaを活用し、「デジタル顧客接点トータルサービス」を展開することを発表した。
「デジタル顧客接点トータルサービス」は、CX(顧客体験)のデジタル化をサポートし、アイデンティティ管理からサービスの開発・運用までを一括提供する。
本サービス提供の背景としては、CXのデジタル化に向けた開発リソースの不足、特にセキュリティを考慮した設計が難しいという現状がある。ほかにも、例えば従来から使われていたオンプレミスの顧客管理データベースを用いて新たなサービスを開発する際、プロトコルの違いやスケーラビリティ、カスタマイズの柔軟性などの面から、開発段階で課題が顕在化し、サービスリリースまで漕ぎ着けられないケースが出てきている。また、ユーザーやビジネス部門からのフィードバックを元に継続的にプロダクトを改善したいが、開発元しか分からない仕様になっている等の課題もある。
上記のような課題をトータルに解決するため、「デジタル顧客接点トータルサービス」ではデジタル顧客接点の創出のために必要な、アイデンティティの管理から、アプリケーションのモダナイゼーション、そして継続的な運用・機能拡張までをトータルで提供する。
クライアントのフェーズに合わせて、主に以下のポイントでソリューションを提供する。
(1)Oktaの顧客アイデンティティとアクセス管理(CIAM)の導入支援
OktaのCIAM新規導入や現行のアイデンティティ管理システムからの移行など、状況に合わせて要件定義から実装までをサポート。
(2)アプリケーションモダナイゼーション
既存アプリケーションをユーザーフレンドリーな体験に移行するための技術支援を実施(課題整理、要件定義、設計、実装まで)。
(3)アジャイル開発・運用(Topcoder活用)
利用ユーザーからの最新のフィードバックをもとにバックログの管理、開発、実装、運用全フェーズを伴走型でご支援。UIやソフトウェア開発では、オンデマンドにTopcoderを活用。
また本発表にあわせて、顧客接点のデジタル化のポイントを紹介するウェビナーを開催する予定。詳細は、以下の通り。
- タイトル:OktaのCIAMとは!?なぜ世界中で採用されているのか。
- 開催日時:2021年4月15日(木)10時~11時
- 申し込み:下記ウェビナー申込ページより
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アジェンダ
- 今話題のCIAMとは?導入すべき理由と、Okta CIAMの特徴。
- パートナー:TC3株式会社のソリューションご紹介
- Q&A
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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