企業のDXやプロダクトづくりを支援するレッドジャーニーと、起業家やイノベーションに取り組む企業を支援するスケールアウトは4月2日、業務提携契約に向け基本合意したことを発表した。
両社はともにこれまで、局所最適やデジタル手段に留まらない「組織変革としてのDX」に取り組む企業や組織を爆発的に増加させることを目的に、互いの実践知を集積してきた。
今回の業務提携をきっかけに、DXを推進するOSとなる「教典」をともに策定し、「仮説検証型アジャイル開発」および「リーンスタートアップ」における互いの強みを活かしながら、DX推進のためのコンテンツ、プログラム、ツールを共同で開発し、DX実践者のコミュニティの構築と運営をともに進めていく。
両社は、DX推進の阻害要因を次の3つとして分析している。
- 屏風のトラ問題:戦略のお絵描きに終始し、アクションに繋がらない問題
- 垂直上の分断:組織の階層別に分断し全社活動とならない事象
- 水平上の分断:新規事業/DXプロジェクトと既存事業、カンパニー・部署間で起こりがちな施策の重複・足の引っ張り合い(意図的な非協力関係)
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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