Relicは、社員研修の機会として社内起業・企業内新規事業を楽しみながら体験・学習できる業界初のボードゲーム、「イントレプレナー・オンボーディング」を活用した企業向け研修/ワークショップの本格提供を2月21日に開始した。
イントレプレナー・オンボーディングは、これまで約4000社・2万件以上の新規案件に携わってきた同社の有する、業界トップクラスの実績を通じて培った新規事業開発や人材育成の知見に加えて、「マーケティングタウン」などの著名ボードゲームを手がけたボードゲームクリエイターである山本龍之介氏の有する、ボードゲーム開発の経験やノウハウをかけ合わせて共同制作された新規事業体験学習型ボードゲーム。
イントレプレナー・オンボーディングを活用した研修では、冒頭に新規事業の必要性・重要性・進め方といった前提知識について紹介した後に、ボードゲームのプレイに入っていく。プレイの途中、ボードゲームから得られる学びの共有を行いつつ、参加者同士で楽しみながら新規事業を学んでいき、プレイ終了後に講義/ボードゲームから得られた学び・業務への活用に関して言語化する。最後に、社内新規事業についてその特徴や事例を紹介する、といった流れになる。時間は全体で3時間ほどで、気軽に参加可能となっている。
社員研修の一環として、イントレプレナー・オンボーディングを活用することによって、参加者はハードルが高いとされる新規事業を「気軽に・楽しく・本格的に」擬似体験できる。一方、研修担当者は研修の様子の観察や研修後のアンケートを通して、社内新規事業に挑戦する資質・志向性を持つ人材の発掘方法を学べる。
イントレプレナー・オンボーディングにおいてプレイヤーは、とある会社の事業部の社員として新規事業開発チームに参加する。上層部が「既存の製品/サービスではこれ以上の収益拡大を望めない」と判断したことから、所属している事業部の主導によってまったく異なる領域の新規事業を生み出すことになった……という経緯を経て、イントレプレナー(社内起業家)として思考と試行を繰り返し、さまざまなトラブルを乗り越えて意義のある新規事業を創出することを目指す。
新規事業開発における、以下の3つのフェーズ
- アイデアを考える「構想」フェーズ
- 製品・サービスを実際に提供する「事業化」フェーズ
- 事業を大きくする「成長・拡大」フェーズ
およびそれに紐付く6つのプロセスで構成されており、新規事業開発における3つのフェーズを順番に完成させつつ、イントレプレナー(社内起業家)として必要な知識を学んでいく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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