高橋一生(Kazuki Takahashi):株式会社エクスプラザ 代表取締役CEO(写真左)
複数のスタートアップの共同創業を経て、株式会社メルカリにプロダクトマネージャーとして入社。その後株式会社エクスプラザを創業し、2023年より生成AIの法人導入支援事業「EXPLAZA 生成AI Partner」を開始。2024年6月より、生成AIのPoC開発やAXを支援するパッケージ「ハタアゲ」、同年9月より、コンテンツ作成AI「Mark」を展開中。
宮田大督(Daisuke Miyata):株式会社令和トラベル プロダクトマネージャー(写真右)
NTTコミュニケーションズのような大きな企業からメルカリや楽天のようなメガベンチャー、またエクサウィザーズのようなAIもしくはGaudiyのようなWeb3スタートアップと幅広く業界を経験。UXリサーチ、デザインなどを軸足に、現在は令和トラベルにてML(Machine Learning)チームのリーダーとして奮闘中。
令和トラベルが実践するプロダクト組織とカルチャー
高橋:本日はよろしくお願いします! まずは令和トラベルの事業概要についてご紹介いただけますか。
宮田:令和トラベルは「新しい旅行を、デザインする」をミッションに、海外旅行における新しい体験や、新しい社会価値の提供を目指すデジタルトラベルエージェンシーです。2022年4月より、海外旅行予約アプリ『NEWT(ニュート)』を提供しています。
中でも特徴的なのは、旅行業界における予約や管理業務のDXを最大化し、これまでになかった“かんたん・おトク・えらべる・あんしん”なパッケージツアーなどを提供していることです。
高橋:宮田さんのご経歴についてもご紹介いただけますか。
宮田:私自身はプロダクトマネージャーとしてNTTコミュニケーションズ、楽天、メルカリ、エクサウィザーズ、Gaudiyを経て、昨年11月に令和トラベルにジョインしています。元々は『NEWT』の全般的なグロースを担当し、ML(Machine Learning)チームも兼務していましたが、今年4月からはMLチーム専任という状況です。
高橋:令和トラベルの従業員数やプロダクトチームの規模は。
宮田:全体ではフルタイムで60名ほどで、プロダクトチームは30名ほどです。プロダクトマネージャーとしての専任は実は2名しかいないのですが、令和トラベルの特徴としてデザイナーやエンジニアと兼務している方が多かったりします。
高橋:それは面白いですね。兼務が多いのはどのような理由なのでしょうか?
宮田:スタートアップとして人が足りない状況もあるのですが(笑)。カルチャーとして「地に足のついたプロダクト開発・プロダクト企画」を心がけているのが大きな理由です。
エンジニアやデザイナーといった、プロダクトに一番肌感のあるメンバーが主導することで、お客さまに本当に必要な機能がスピーディに制作できる。過去にもそういった成功体験があり、この組織構成になっています。