almaは、同社が開発・提供する国内初のインサイトマネジメントクラウド「Centou」を活用した、カミナシにおける新規事業の立ち上げ事例をまとめたインタビュー記事を、12月10日に公開した。
カミナシでは、同社のバリューの1つである「現場ドリブン」を合言葉に、多くの顧客ヒアリングを行っている一方で、得られた顧客インサイトをスムーズに共有できないことで、事業立ち上げのスピードに課題を感じていたという。
カミナシが抱えていた、具体的な課題は以下の通り。
- 特定のメンバーによる「生き字引」的な顧客理解になってしまっており、新しく加入したメンバーに同じような顧客解像度を共有できなかった
- ユーザーインタビューの議事録はまとめていたものの、事業仮説に活用するためには、毎回まとめなおす必要があり、事業立ち上げスピードの低下を招いていた
同社は、過去の議事録を整理するなどを試した末にCentouと出会い、インサイトデータを起点にしたデータ管理を行う体制を構築した。同社においてCentouは、以下のような場面で活用されている。
- 新規事業立ち上げにおける、顧客の課題発見・チームへの共有
- 開発プロジェクトにおいて、取り組む背景の説明
Centouの導入によって、カミナシでは顧客の現場や課題を、都度口頭で説明する手間が大幅に削減されるようになるとともに、プロダクト仮説に合わせて過去データをまとめる作業が不要になった。さらに、職種を問わず顧客のインサイトデータへのアクセスが可能なので、議論がスムーズになって事業立ち上げが高速化している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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