SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZineニュース

ファインディ、「IT/Webエンジニアの転職市場・キャリア動向・AIの活用状況に関する調査」の結果を公開

 ファインディは、「IT/Webエンジニアの転職市場・キャリア動向・AIの活用状況に関する調査」を実施し、その結果を公開した。また、企業向けの調査結果も後日公開予定となっている。

 「IT/Webエンジニアの転職市場・キャリア動向・AIの活用状況に関する調査」(ファインディ株式会社調べ)の結果は以下の通り。

生成AIの利活用状況
  • エンジニアの91.8%は業務で生成AIを活用

 91.8%のIT/Webエンジニアが「生成AIを業務で利活用している」と回答。用途として、顧客向けにLLMや生成AIを組み込んだサービス提供での活用が72.3%と最多の結果となった。次いで開発プロセス以外の自身の業務への活用が71.5%となり、普段の業務での活用も定着しつつあることがわかる。

  • 半数以上が「ChatGPT」と「GitHub Copilot」を業務で活用

 IT/Webエンジニアの約半数以上が「ChatGPT」と「GitHub Copilot」を業務で活用していると回答した。「Dify」「Cline」「Devin」「Cursor」などは「そもそも知らない」「名前は聞いたことあるが何かは分からない」が回答者の6割から7割という結果になった。

  • 依然として「信頼性」と「セキュリティ・プライバシー」は課題

 生成AIを活用する上で最も困難だと感じることとして、62.9%が「信頼性の確保」52.4%が「セキュリティとプライバシー」と回答した。

  • 生成AIへの課金状況:約8割は月間3000円以上を生成AIツールに課金

 IT/Webエンジニアの44.6%は個人でも生成AIに課金していると回答し、課金者の79.7%は月間3000円以上課金していることが明らかになった(1USD=150円と仮定)。

リモートワーク/出社回帰
  • 51.3%はフルリモート勤務、71.6%がリモートワーク頻度に満足

 IT/Webエンジニアの51.3%はフルリモート勤務をしており、次いで20.1%が週1~2日出社と回答した。また71.6%がリモートワーク頻度に満足しており、前回調査から大きく変化は見られなかった。一方で、現在のリモートワーク頻度に比べて、希望のリモートワーク頻度は多い結果となっている。

  • 1年間で21.8%が出社頻度が増加

 過去1年間で出社頻度が増えたIT/Webエンジニアは21.8%で、出社回帰の傾向が見受けられる。また出社頻度が増えた場合、71.3%は転職のきっかけとなると回答し、出社頻度が働き方に影響してくることがわかる。

年収推移
  • 平均年収は700.8万円、調査開始以来初の700万円を突破

 回答者の平均年収は700.8万円で、アンケート開始以来、初めて700万円台に達した。ただし、数年前と比較すると調査ごとの年収増加幅はやや抑制傾向にある。

注目企業
  • 働いてみたい企業:大手外資企業が並ぶ中、新たに日系企業3社がランクイン

 大手外資企業が並ぶ中、新たに日系企業3社「株式会社サイバーエージェント」「さくらインターネット株式会社」「Sansan株式会社」がランクインした。さくらインターネット社は前回(2024年7月調査)時点で「興味を持った企業」にランクインしたが、今回はこちらの回答でも上位に選出されている。

  • 新しく知って興味を持った企業:先進的なAI活用や技術開示を進める企業が続々とランクイン

 「興味を持った企業」には本年新たに「Sakana AI株式会社」「Ubie株式会社」「株式会社ゆめみ」「Hangzhou Deepseek Artificial Intelligence Co. Ltd」「株式会社GENDA」「NOT A HOTEL株式会社」「株式会社マネーフォワード」がランクインした。先進的なAI活用や技術開示を進める企業が選出されていることがわかる。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

ProductZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

ProductZine(プロダクトジン)
https://productzine.jp/article/detail/3335 2025/03/25 14:30

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング