アンチパターンは、同社の提供するSaaSの開発/運用を支援するプラットフォーム「SaaSus Platform」において、6月23日から料金プランを刷新し、従来の4プランから7プランに変更することで、事業フェーズ・セキュリティ要件・スケーラビリティに応じた柔軟な選択を可能にした。

今回の、SaaSus Platformにおける料金プランの刷新では、「スタンダードプラス」(月額60万円)、「アドバンスドプラス」(月額80万円)、「エンタープライズ」(要・問い合わせ)の3プランが追加され、従来の4プランと合わせて計7プランに拡大されている。
あわせて、SaaSユーザー数やテナント数、ログ保管期間、IP制限が、それぞれのプランに応じて制限・拡張されるほか、Smart API Gatewayファイルアップロード回数/Smart API Gatewayコール数/Smart MCP Server呼び出し回数における、課金ルールおよび利用上限の段階的設定が導入される。
さらに、上位プランでは対応範囲がSlack Connect+オンラインMTG+設計支援まで拡張される一方、一部既存プランではサポート内容を縮小する。また、エンタープライズプランでは稼働率99.99%のSLAが新たに提供される。
SaaSus Platformは、BtoB SaaSの開発/運用/販売を支援するSaaSであり、SaaS開発に必要な共通機能(認証・認可、テナント管理、請求管理など)をワンストップで提供することによって、BtoB SaaSの開発を加速する。SaaS提供事業者にとっては、ゼロからSaaSを構築する負荷が低減され、コア機能の開発に集中できるので、開発期間の短縮や運用効率の向上、販売プロセスの自動化につなげられる。新規SaaSの立ち上げだけでなく、パッケージソフトウェアなど既存アプリケーションのSaaS化にも対応している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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