AIQ(アイキュー)は、津森暁史氏が9月1日付で同社の執行役員CPO(Chief Product Officer)に就任したことを発表した。
同社は、独自特許AI「HUMANISE AI」を活用して、デジタルクローンの構築、SNS等の公開データや接客行動データをもととしたマーケティング戦略支援、高度な顧客理解に基づくDX支援を行っている。
今回の津森氏の執行役員CPOへの就任は、今後の事業拡大に向けて既存プロダクトである「moribus」や「デジタルクローン」に続く、新たなAIプロダクトの開発を推進するための体制強化を目的としており、同氏はCPOとしてプロダクト開発戦略の立案および実行を統括していく。
津森氏は、執行役員CPOへの就任にあたって、以下のコメントを寄せている。
「10年後の未来では、1人ひとりが自分の個性を持ったAIとともに生きる社会が訪れると考えています。その時代において、AIQの掲げる「個性を、価値に。」は、まさに社会実装されたプロダクトを象徴する言葉となるでしょう。人が「何かを知りたい」と願う行動原理は変わりませんが、その方法は「調べる」と「聞く」に大別されます。これまで「調べる」は進化を遂げてきましたが、「聞く」は生成AIの登場により大きな変革の時を迎えています。私は、AIによって「調べる」と「聞く」を再定義し、多様で個性的な答えを得られる新しい検索のカタチを広げていきたいと考えています。CPOとして、AIQの独自技術を磨き、1人ひとりの「その人らしさ」を価値へと転換する挑戦をリードしてまいります」
今後、AIQは津森氏のリーダーシップのもと、HUMANISE AIやmoribus、デジタルクローンで蓄積された知見を活かしつつ、「1人1体のデジタルクローン社会」実現を見据えて、AIを起点とした新たなマーケティングソリューションの創造を加速させる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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