ナイルは、同社が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ紹介メディア「アプリブ」において、スマートフォンアプリの各分野で、機能性が高くユーザーの課題解決に貢献したアプリを表彰する「アプリブ Best App Award 2025」の各賞受賞者を公開した。

「アプリブ Best App Award 2025」は、その年に最もユーザーへ届けたい優秀なアプリを称え表彰するもの。同アワードを通じて、ユーザーが新たなアプリと出会う機会を創出し、アプリ業界全体の活性化に寄与することを目指している。
審査には、「アプリブ」編集部に加え、エンターテインメント、IT分野のジャーナリスト、メディア編集長、アプリの専門家など、多様な領域に精通した4名の特別審査員が参加した。
開催概要
- 表彰部門:カテゴリ別部門(ビジネス・ユーティリティ、コミュニケーション、学習、エンターテインメント、ファイナンス、ゲーム、ヘルスケア、写真・ビデオ、ライフスタイル、お出かけ、ニュース・防災気象、ショッピング)、スタートアップ部門、スポンサー特別賞(Repro賞、Adjust賞、Braze賞、Moloco賞)
- 選考基準:「話題性や注目度」「ユーザーの課題解決度」「革新性と独自性」「飛躍性」「ユーザーエクスペリエンス」
- 審査員:かじがや卓哉氏、小口貴宏氏、鈴木朋子氏、森下明氏、伊藤隆史氏

全受賞アプリ一覧



| ジャンル名 | アプリ名 | |
|---|---|---|
| カテゴリ別 | ビジネス・ユーティリティ |
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| コミュニケーション |
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| 学習 |
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| エンターテインメント |
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| ファイナンス |
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| ゲーム |
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| ヘルスケア |
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| 写真・ビデオ |
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| ライフスタイル |
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| お出かけ |
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| ニュース・防災気象 |
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| ショッピング |
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| スタートアップ |
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| スポンサー特別賞 |
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「アプリブ Best App Award 2025」総評
2025年は、生成AIの浸透が一段と進み、アプリが生活のあらゆる場面で価値を更新した一年となった。ビジネスや学習領域ではAIによるパーソナライズ化が定着し、一人ひとりに最適な行動を提示することで、効率的な成果創出やモチベーション維持を後押しする体験が拡大。物価高の影響を受けた生活領域では、支出を見直し、家計や購買をより賢く支えるサービスへの需要が高まった。
防災・気象分野では、災害の激甚化から迅速かつ信頼性の高い情報基盤が期待を集めるなど、社会的な安心を支えるアプリの重要性が増している。コミュニケーション領域では、価値観の変化やSNS疲れの広がりを背景に、より軽やかで負担の少ないつながりを実現し、生活者の心理的ニーズに応えるアプリが注目された。
さらに、健康管理や育児、女性の健康を支えるフェムケアといったウェルビーイング領域でも、日々の負担を軽減し将来の不安を小さくするデジタルサービスが不可欠な基盤として浸透。エンタメやゲームではZ世代の価値観や平成レトロブームを反映しつつ、日本のカルチャーやIPがモバイルを通じて新たな形で継承されている。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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