Pendo.io Japanとビーカインド・ラボは、企業のソフトウェア体験向上と自律的な開発体制構築を目的とした、戦略的パートナーシップを11月19日に発表した。

ビーカインド・ラボは、米Pivotal Labs出身のコンサルタントを中心に設立され、顧客とプロダクトを「ともに創り上げる」ことによって、プロダクトマネジメントやアジャイル開発の実践力を育み、チームが自ら学び・成長し続ける文化を企業内に根づかせることを支援している。
Pendo.io Japanは、プロダクト上のユーザー行動データ、フィードバック、アプリ内ガイドなどを統合的に活用できるSXM(ソフトウェア体験管理)プラットフォームを通じて、企業がユーザー体験を継続的に可視化・改善可能な環境を提供してきた。
両社は、今回発表されたパートナーシップを通じて、客観的な事実である「ユーザー行動データ」と、「現場で培う実践力」という両輪で企業の内製開発を支援していく。
具体的には、米PendoのSXMプラットフォームの活用によって、ユーザー行動データやフィードバックに基づく、よりデータドリブンなプロダクト改善を実現する。一方、ビーカインド・ラボは共創・協働型のエンゲージメントを通じて、開発チームが自律的に「真の課題」を発見し、SXMを活用した仮説検証から改善までを継続的に進められる体制づくりの支援を行う。
あわせて、開発組織の成熟度に応じて、PendoのSXMプラットフォームを活用したユーザー理解・データ活用研修やワークショップを、共同で企画・提供する。
さらに、企業の内製化をテーマにした共催イベント、共同事例やユースケースの発信を通じて、日本企業のプロダクト開発文化の変革を後押しする。
今後、両社は共通する顧客への支援によって、「データに基づくアジャイルな開発文化」の普及を目指し、共催ウェビナーや共同事例・ユースケースの発表も予定している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- ProductZineニュース連載記事一覧
-
- Pendoとビーカインド・ラボが提携。ユーザー行動データと現場の実践力で「内製開発」推進
- 会話するだけでプロダクト分析。Pendoに新機能「Agent Mode」、Claudeなど...
- 「制約の中での意思決定」どう乗り越える? 異業界PMのリアルを共有、12月1日開催
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
