米Amplitudeは、企業がパーソナライズされたサポートをプロダクト内で提供できる組み込み型サポートエージェント「Amplitude AI アシスタント」を、4月22日に発表した。

Amplitude AI アシスタントは、サポートチケットの処理や単純な回答に留まる従来のAIチャットボットとは一線を画す。同社のAI分析プラットフォーム上に構築されており、すべての対話を実際のユーザー行動やプロダクトジャーニー、既存のガイド機能と密接に結びつける。これにより、ユーザーが即座にヘルプを得られるだけでなく、プロダクトチームはユーザーがどこで行き詰まり、どのような修正がアクティベーションやコンバージョン、リテンションの向上に有効かを具体的に把握できる仕組みとなっている。
機能面では、ユーザーの行動データと履歴を照らし合わせ、状況に最適なガイダンスをプロダクト内で提供する。一度の会話でステップ・バイ・ステップ式のガイドを提示できるほか、ユーザーに代わってアクションを実行し、複雑なワークフローを完了させることも可能だ。また、ユーザーがフラストレーションを感じるタイミングをモニタリングし、離脱や解約に至る前に先回りしてヘルプを提供する。あらゆる回答において引用元や意思決定プロセスを明示し、企業が応答内容の妥当性を確認できる透明性も確保している。
さらに、ガイド&サーベイ機能を通じた介入タイミングの最適化や、セッションリプレイによる質問前後の行動可視化にも対応する。有人対応が必要な場合には詳細なコンテキストとともにサポートチームへ引き継がれる。エージェントとの会話内容は「AI フィードバック」として集計され、プロダクトチームはユーザーニーズを継続的なインテリジェンスとして活用できる。詳細はAmplitudeのWebサイト(英語)から確認できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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