米クアルトリクスと、その日本法人であるクアルトリクスは、日本にデータセンターを開設するとともに、東京オフィスを拡張・移転し、さらに西日本に営業拠点を開設することを、10月25日に発表した。
今回の展開は、日本をグローバル市場の最重要拠点の1つとして認識し、「顧客」「従業員」「ブランド」「製品」からなるコア・エクスペリエンスのデザイン・改善に取り組む組織を支援するための、クアルトリクスの継続的投資の一環となる。
日本におけるデータセンターの開設は、日本の顧客からの同社のエクスペリエンス管理プラットフォームに対する需要の高まりに応えるとともに、グローバルの舞台での競争力を高めるための支援をさらに強化するために行われる。
あわせて日本への投資の一環として、さらなるエクスペリエンス管理ソリューションに対する需要増加に対応するべく、チームの継続的な拡大を計画しており、6月には今後3年間で、日本を含むアジア太平洋地域にて約1200名の従業員を追加雇用する計画を発表している。同計画に対応して、今後の事業成長に向けた業務スペースの拡大のために、東京本社を拡張移転するとともに、西日本にも営業拠点を開設し、日本の顧客への支援体制をさらに強化していく。
データセンターの開設は2022年中、東京本社の拡張移転および西日本での営業拠点開設は2022年1~6月を予定している。
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ(X-data)の収集から管理・分析、 およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォーム。「Qualtrics XM Platform」は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを、1つのプラットフォームで管理でき、アクションへつなげられる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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