プレイドは、CXプラットフォーム「KARTE」や周辺プロダクトの開発においてこれまで培ってきた基盤技術をAPIとして外部に提供し、パートナー企業と同社による、新たなソリューション開発を推進する「PLAID Ecosystem」を開始することを、4月5日に発表した。
PLAID Ecosystemでは、API提供を強化していくとともに、パートナー企業に対して開発やマーケティングにおける資金の支援も行うことで、従来はマーケティング領域で先行して活用されてきたカスタマーデータの活用可能領域をパートナー企業とともに拡大し、企業の事業活動における広い領域で顧客中心の新しい価値創出を促進する。
プロダクト連携を推進するTechnology Partnerと、CustomerData-Driven Technologyを活用したシステムをインテグレーションするIntegration Partnerの2種類のパートナーとの共創を加速させるほか、それぞれのパートナー企業に対して「技術(CustomerData-Driven Technology)」「資金(Marketing Development Fund)」「人材(Experts)」を提供していく。
PLAID Ecosystemの第1弾としては、次の2つの連携ソリューションのリリースが完了している。
一つは、移動や来訪などの実行動をデータ化・AI解析し、ヒトの行動特徴や場所の混雑傾向・回遊性などに基づき行動変容サービスを提供するプラットフォーム「Beacon Bank」の保有するリアルの行動データと、KARTEのサイト、アプリのリアルタイム行動データを組み合わせることによって、顧客理解に基づいたOMOやスマートシティーの実現に貢献する「Beacon Bank」× PLAID OMOソリューション。
もう一つは、さまざまなシーンでの電話業務を自動化・効率化し、普段の業務オペレーションへの集中や対応工数削減を実現するSaaSサービス「IVRy」と、KARTEのサイト、アプリのリアルタイム行動データを組み合わせることで、より深い顧客理解とシームレスなCRMを実現する「IVRy」× PLAID 電話DXソリューション。
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