アトラシアンは、同社製品だけでなくサードパーティ製品を含め開発のアイデアから運用までの進捗を可視化し、DevOpsの効果測定を支援する「Jira Software Cloud」の新機能を、12月4日に発表した。
「Jira Software Cloud」には、「Code in Jira」「Deployments in Jira」「デプロイメント頻度」「サイクルタイム」の、計4つの新機能が追加されている。
「Code in Jira」では、Bitbucket、GitHub、GitLab、Git Integration for Jiraを通して、最近アクティブであったレポジトリを簡単に確認できるビューが提供され、どのチームがどのリポジトリにあるどのコードで作業をしているかなどを確認するために、コーディング作業が妨げられることがなくなる。
「Deployments in Jira」では、Jiraの課題に対応してタイムライン上でGitパイプラインを追跡・表示することで、デプロイメントがパイプラインのどの段階にあるかについてのリアルタイムでのビューを提供する。あらゆるCI/CDプロバイダに対応し、アトラシアン製品とサードパーティツール間の各種作業項目がJiraの課題とリンクするため、アイデアから運用までの追跡・測定が可能になる。
「デプロイメント頻度」では、Jira Software Premiumのユーザーに対して、パフォーマンスの高いソフトウェアチームがもっとも気になる指標を拡張し、あらゆるCI/CDプロバイダに対してパフォーマンスをトラッキングできるようにした。リリース頻度と時間の経過による傾向を自動的に計測するため、複数のツールにまたがる集計を手作業で行ったり、運用チームに確認したりする必要がなくなる。
「サイクルタイム」では、Jira Software Premiumのユーザーに対して、アトラシアン製品とサードパーティツールにまたがる、すべての作業項目をJiraの課題と結びつけ、平均リードタイムを計測するだけではなく、開発ワークフローの各区分までの、より詳細なビューのトラッキングを可能にする。ボトルネックに関する詳細なアクションを実現するインサイトが得られるので、チームのワークフローを最適化できる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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