翔泳社は、同社が運営するマーケティング専門メディア「MarkeZine(マーケジン)」による調査プロジェクト「MarkeZine RESEARCH」の一環として、調査資料『マーケティング最新動向調査 2023』を1月13日に発刊した。価格は、PDFレギュラー版・書籍版ともに99000円。
修正履歴
記事タイトル中の数字が誤っていたため、修正させていただきました(2023/1/27)。
ここ数年にわたるコロナ禍は、人々の時間やお金の使い方と価値観に大きな影響をもたらした。企業もまた、変化する顧客の価値観や行動を捉え直して自社が顧客に提供する価値を再定義し、自社のビジネスモデルをアップデートしていくことが求められている。
同調査資料では、「マーケティングをめぐる動向」「主要プラットフォーマーと広告会社の動向」「業界識者による論考」という3つの観点からビジネスやマーケティングを取り巻く市場の変化を分析し、客観的に解説している。また、以下の通り業界トップランナーの特別論考も掲載している。
- Zaimの購買データ分析から探る、規制緩和後の生活者インサイト・行動の変化
- 飯髙悠太氏に聞く、SNS起点での購買行動を作り出す方法
- 電通が語る統合マーケティングの鍵
- メタバースとリアルをいかに捉えるか?博報堂に聞くサイバーフィジカルの可能性
- アタラ杉原氏が解説する、広告プラットフォーム分散期
今回は、マーケティング業界をリードする800人以上のビジネスパーソンに直接アンケート調査を実施し、広告予算やマーケティング施策・ツールの変化、ソーシャルメディア活用、DXの推進などについて調査集計が行われた。
「マーケティング最新動向調査(単純集計)」の調査結果(一部)は以下の通り。
- 広告予算の変化(広告種類別/昨年比)
昨年と比べて各広告予算がどのように変化したかについては「デジタル広告」が「増えた」とする回答が44.7%で突出している。以下「テレビ」8.0%、「屋外・交通広告」7.8%と続いている。一方で「減った」という回答が最も多かったのは「雑誌」で11.2%であった。
- 社内のデジタルトランスフォーメーションの進め方
勤務先におけるデジタルトランスフォーメーションの進め方については「全社が注力する経営方針として、積極的に進めている」という回答の割合が47.3%で最も高くなった。
「マーケティング最新動向調査(クロス集計)」の調査結果(一部)は以下の通り。
- プラットフォームの活用状況
利用しているプラットフォームについて、BtoCでは「Facebook」「Instagram」「YouTube」「Twitter」がそれぞれ60%を超える。BtoBでは「Facebook」61.2%が最も多く、次いで「Twitter」が48.8%となった。BtoCとBtoBを比較して大きな差が見られた項目として「LINE」や「TikTok」が挙げられる。
- 修正履歴
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- 2023/01/27 16:13 記事タイトル中の数字が誤っていたため、修正させていただきました
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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