Relicは、事業アイデアからデザインプロトタイプ制作を実践するデザインワークショップ「APL Idea Forge」の提供を、9月29日に開始した。
APL Idea Forgeは、事業アイデアを事業検証へと進めるためのデザインプロトタイプ制作を、1日(7時間)で行うワークショップで、現役デザイナーがデザインツールの使い方やプロトタイプ制作プロセスを、座学とワークでレクチャーする。
デザイン知識を持たない人でも、1日でデザインプロトタイプの作成が可能になる。
具体的には、アイディエーションにて生まれた事業アイデアを実際にプロトタイプやLPなどに起こすべく、機能要件・ワイヤーフレームを作成後、すでに用意しているパーツを使ってFigmaでデザインプロトタイプに起こしていく。
すべての工程において、Relicに在籍するデザイナーがレクチャー・サポートし、ワークショップ1回あたりの受講者最大15名ほどに対して、2~3名のデザイナーによるサポートを予定している。
ワークショップ後は作って終わりにせず、ネクストアクションを促すためのプレゼン資料作成や、事業検証のフォローアップを行う。
同ワークショップを通じて、頭の中では魅力的に感じているものの、プロダクトとしての魅力があるのか自信がもてない、アイデアの世界観やプロダクトイメージまで可視化ができていない場合に、要求を整理してデザインにする現場と同じプロトタイピングプロセスを学ぶことで、段階的にアイデアを整理しデザインに落とし込めるようになる。
また、ちょっとしたデザインなら自分でやりたいが、やり方がわからない、デザイナーに依頼するリソースや予算の課題を抱えているといった場合に、はじめての人でもデザインプロトタイプが作れるようにデザイナーが直接レクチャーする。さらに、あらかじめ用意したUIデザインパーツやテンプレートを利用することで、細かいデザイン作成に時間をかけず、本来やりたいことに集中可能となっている。
関係者の認識やイメージにギャップが生じてしまったり、ピッチやプレゼン資料にプロダクトイメージを入れて、具体的な利用イメージを伝えたい場合に、ただ作るのではなくターゲットやプロダクトの価値まで言語化できる研修プロセスを採用し、アイデアの魅力を正しく十分に伝えられるようになっており、アイデアを伝える場として発表とフィードバックの機会も設けられる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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