スタートアップ企業を支援しているNEWSは、SaaSに特化したブランド調査サービス「Saavey(サーベイ)」の提供を2月5日に開始した。
Saaveyでは、SaaS企業のみを対象とすることで、コストと手間を省きつつブランド調査(自社/競合の認知率、イメージ、認知経路などを把握するための定量的調査)を行う。
おもな提供対象は、以下のような課題を抱えるマーケティング担当者。
- 自社/競合ブランドの状況を定量的に把握したい
- 自社ブランドのマーケティング戦略全体のKPIを設定したい
- 実施した施策の効果を定量的に把握したい
- 実施する施策のKPIを設定したい
- 経営層や上司に定量的な報告がしたい
- 調査会社に任せたいが、先方がSaaS特有の定石や動向を知らず、任せられない
定点調査では、職種ターゲットを設定した上で、
- 認知率(自社・競合最大9社比較)
- ターゲット別認知率(年商規模別)
- ファネル(認知、理解、利用)
- 利用意向(絶対評価、相対評価)
- 機能イメージ(12項目/自社・競合最大9社比較)
- 情緒イメージ(12項目/自社・競合最大9社比較)
- 認知経路(自社・競合最大9社比較)
の項目について、網羅的に調査する。サンプル数は200を最低保証とし、年間1〜4回の実施が推奨される。
単発施策の効果測定調査では、その施策によって認知率やイメージなどはどの程度変化したのか、クリエイティブの評価、どの程度態度変容をもたらしたのかについて、定点調査に加えて以下の項目について定量的に可視化し、次の施策の精度を高められる。
- 認知率の上昇(施策への接触/非接触)
- 利用意向の上昇(施策への接触/非接触)
- 機能イメージの上昇(施策への接触/非接触)
- 情緒イメージの上昇(施策への接触/非接触)
- 視聴後の全体印象(9項目程度)
- 視聴後の印象要素(16項目程度)
- 視聴後の利用意向とその理由(13項目程度)
同調査は、施策を行う前後の実施が推奨される。
ターゲットはSaaS用に細分化されており、重要な意思決定に耐えられるよう調査パネルの精度を重視し、セルフサービス型の調査で起こりがちな回答者の属性偽装を防ぐ。自社・競合最大9社比較した認知状況を把握でき、定期的に実施すれば時系列での把握も可能になる。
さらに、SaaS用にターゲットの年商規模ごとの認知状況を把握できるため、戦略と実態との乖離が明らかになり、認知から購入までの流れの中でどこに課題があるのかファネルを把握し、課題を解決するための示唆が得られる。
税込の料金は、定点調査が130万円、効果測定調査が250万円で、正式発注を行った先着5社には特別価格として、定点調査を税込99万円、効果測定調査を税込199万円で提供する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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