Sun Asteriskは、デジタルプロダクトの開発を数多く手掛けてきたデザイナー・エンジニアが、事業フェーズに応じた課題や目的に合わせて事業アイデアやプロダクト体験を短期間で試作し、受容性の検証をするサービス「Quick*Proto」の提供を、3月12日に開始した。
Quick*Protoは、コンセプト設計フェーズやプロダクト設計フェーズにおける、以下のような課題を解決するソリューションとして提供される。
- 事業構想はあるが、本当にユーザーに受け入れてもらえるサービスであるか、根拠が弱い
- 事業アイデアが適切にプロダクト設計されているかわからない
- 新規事業への投資判断、開発予算の承諾のための、説明材料が足らない
事業フェーズや企業の課題に合わせて、事業アイデアのコンセプトやストーリーを共有するためにビジュアル化して、アイデアの受容性を検証したり、関係者間での共通認識を作ったりできる「コンセプトプロトタイプ」、プロダクトやサービスのUIUXを具体化して、デザインの妥当性やユーザビリティの確認を可能にする「デザインプロトタイプ」、デザインプロトタイプだけでは表現しきれない、技術要素が関連するインタラクションの部分も含めたユーザー体験を、ノーコードツールやコーディングすることで形にし、機能性や操作性も含めて確認できる「ローコードプロトタイプ」、技術要素がプロダクトのコア体験となる事業アイデアにおいて、主要機能をコーディングすることでアイデアを形にして技術的な制約や課題を洗い出し、実際の動作を確認しながらアイデアの検証を行う「テクニカルプロトタイプ」の、4つのプロトタイプを提供する。
3月19日10時〜11時には、Quick*Protoのリリースに合わせて、500社850プロダクトの開発に携わった経験をもとに語るウェビナー「新規事業の打率を左右する【解像度】を上げる方法とは?」を開催する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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