almaは、同社が開発・提供するインサイトマネジメントクラウド「Centou」による、マイナビにおける顧客インサイトデータを活用したプロダクト開発の体制構築の事例をまとめた、インタビュー記事を12月3日に公開している。
マイナビでは、これまでに企画・開発したサービスが顧客に十分に使われず、思うような価値が生み出せなかった経験に基づいて、顧客インタビューといった顧客インサイトデータの管理に注力するようになった。人の入れ替わりがあってもナレッジがチームに残る状態を模索している中で出会ったのが、Centouだったという。
Centouの導入前には、マイナビは以下のような課題を抱えていた。
- 顧客インタビューなどで得られた顧客インサイトデータが、属人化した管理になっており、人の入れ替わりなどによって失われる懸念があった
- 社内で顧客起点のプロダクト開発プロセスを確立させたいと考えていた
Centouの活用場面は以下の通り。
- 新規サービスの企画・要件定義
- 社内の多様なステークホルダーとの合意形成
導入後は、
- 異なる部署や職種間でのコミュニケーションで、取り組むユーザー課題・顧客課題をスムーズに合意できるようになった
- サービス企画の早い段階から、顧客価値があるかどうかを判断でき、不要な開発コストや人件費を削減
といった効果が得られたという。
Centouは、ユーザーインタビューや顧客サポートなどを通じて得られた顧客インサイトを管理する、日本初のインサイトマネジメントクラウド。自社だけの「ユーザーインサイトの地図」を描くように、これまで各人の頭の中にあったインサイトをデータベース化して、可視化・共有することが可能になる。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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