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ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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エクスプラザ高橋一生の “生成AI時代のプロダクト開発” とは

「実際に現場に足を運び、課題を把握する」エンタメ業界を席巻する、GENDAのDX/AI活用の現在と未来

エクスプラザ高橋一生の “生成AI時代のプロダクト開発” とは 第3回

GENDAの注力するドメインと、DX/AIへの考え方

高橋:現在、GENDAとしてグループ全体で経営戦略上、特に注力されている領域や会社はどちらになりますでしょうか。

松沼:大前提、GENDAにすでにあるドメイン(アミューズメント施設運営事業・カラオケ事業)のロールアップ(同業界の事業・企業を連続的にM&Aし、規模の経済性による企業価値向上を狙う)戦略が中心になってくるかなとは思っています。

 経営戦略室としては、ファイナンスよりも、市場・顧客により目が向いています。M&Aの対象リストにあがってきた会社をソフトリサーチ(市場分析、顧客アンケート、顧客インタビューなど)を中心に、バリエーションの見極めをさせていただいています。

高橋:DX化・AI活用の部分において、GENDAなりの考え方やロードマップがあったりしますでしょうか。

2024年7月に発表した「Tech Team Vision」
2024年7月に発表した「Tech Team Vision」

梶原:戦略としては、2024年7月に発表した「Tech Team Vision」があります。GiGOのお客さまやカラオケBanBanのお客さまが、デジタルでもリアルでも回遊いただけるように共通IDを展開する、GENDA IDという顧客基盤を構築しようとしています。

 GENDA IDを基にした上流の「Fun for Everyone」ではデジタルでもリアルでも相互送客を、下流の「Smart Lean Operation」では世間で言うところのDX・業務改善を行って、オペレーションをリーンにしていこうという取り組みを実施しています。

GENDA ID
GENDA ID

松沼:ビジネス側としてもこの取り組みを強めていきつつ、いわゆるエンタメ経済圏を作っていきながら、グループ内相互送客、LTVを上げていくことを実施しています。

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この3年で取り組んできたDX/AI活用事例

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この記事の著者

高橋 一生(株式会社エクスプラザ)(タカハシ カズキ)

株式会社エクスプラザ 代表取締役CEO 学生時代に海外インターンを3社経験し、複数のスタートアップの共同創業を経て、株式会社メルカリにプロダクトマネージャーとして入社し、決済サービス「メルペイ」の立ち上げに従事。 その後株式会社エクスプラザを創業し、2023年より生成AIの法人導入支援「EXPLAZA 生成AI Partner」を開始。2024年6月より、生成AIのPoC開発やAXを支援する...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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