はてなは、同社の提供しているAIを活用したインタビュー分析SaaS「toitta」において、立命館との連携を開始したことを11月5日に発表した。同連携は、7月31日に発表した武蔵野美術大学との連携に続く、toittaの教育・研究機関との取り組みの第2弾となる。
今回の立命館との連携では、立命館大学の上平崇仁教授の経営学部ゼミにおいて、toittaを活用した研究が行われる。
具体的には、上平教授のゼミで行われる、立命館大学と三井住友銀行の連携協定に基づく取り組みである共同研究での学生向けリサーチの分析や、2026年4月に開設される大学院 デザイン・アート学研究科での質的デザイン調査法の研究での活用を予定している。
同連携を通じて、toittaの機能改善と立命館大学におけるtoittaを活用した研究の進化を目指し、これらの取り組みによって得られる高度なフィードバックをR&D資源として、toittaの機能開発および改善に取り組む。とりわけ、日本語特有の表現や文脈理解における言語処理精度の改善に注力し、toittaが生成する書き起こしの精度や切片の品質のさらなる改善を図る。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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