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Developers Summit 2022 レポート(PR)

ヤフーのデザイナーが語る「データビジュアライゼーション」のデザイン術──データを分かりやすくグラフ化するには?【デブサミ2022】

【17-E-2】データの価値を最大化させるためのデザイン ~ データビジュアライゼーションの方法

 デジタル化が加速し、あらゆる情報がデータ化される時代。ビジネスにおいても、データ活用が重要視されるようになってきた。データの価値を最大化し、分かりやすく伝えるためにデータの可視化は不可欠である。本セッションでは、ヤフーのデータソリューション事業やデータサイエンス部門のデザイン責任者であり、クリエイティブディレクションも担当する駒宮大己氏が、データビジュアライズで日々実践している方法を伝授してくれた。

編集部注

 本稿は、CodeZineに掲載された、ソフトウェア開発者向けカンファレンスDevelopers Summit 2022(デブサミ2022)のセッションレポートを転載したものです。プロダクトづくり、プロダクトマネジメントに近しいテーマを選りすぐってお届けします。

ヤフー株式会社 データ統括本部 サイエンス統括本部 CDO管掌 デザイン責任者 駒宮大己氏
ヤフー株式会社 データ統括本部 サイエンス統括本部 CDO管掌 デザイン責任者 駒宮大己氏

ヤフーのデータソリューションサービスとは

 ヤフーのデータソリューションとは、主に法人・自治体に向けて、ヤフーの保有するビッグデータを統計化し、組織内でデータ分析が推進されるようダッシュボードやAPIといった形で提供したりするサービスである。

 例えば、ヤフーの検索ビッグデータや位置情報データを分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」、2022年1月にリリースしたばかりの「DS.INSIGHT Persona」、ヤフーの統計化された検索ビッグデータを自社分析環境に直接連携できる「DS.API」だ。

 「DS.INSIGHT Persona」は、ヤフーのビッグデータからターゲットの属性情報や興味関心を把握することで、より詳細なペルソナ作成を支援するアプリケーション。実際のアウトプット例も紹介された。

 また、ヤフーのデザイナーメンバーは「DS.API」を使ってデータビジュアライゼーションを学び、その情報をプロダクトデザインにも活かしているという。

DS.INSIGHT Personaアウトプット例:「英会話」関心者の理解
DS.INSIGHT Personaアウトプット例:「英会話」関心者の理解

データデザインは「感覚記憶」に訴えることが重要

 そもそもデータビジュアライゼーションとは何か。駒宮氏は「分かりづらいデータを分かりやすいに変えるもの」だと表現する。文字と数字で表されるデータをグラフや図で表現すること。いわば「データの可視化」である。

 同じデータを使ってプレゼンを行うにしても、棒グラフや折れ線グラフなどのデータビジュアライゼーションの善し悪しで、その伝わりやすさは大きく左右される。見ている側もグラフの表現によって、瞬時に数字の意味を理解し、プレゼンターの話を集中して聞くことができる。

 「データの可視化をすることで、相手が認知・理解していなかった情報や事実を伝達し、相手の判断や行動を促す。または、変えることができる重要な業務だと考えています」(駒宮氏)

 人の記憶には「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」の3つがある。データビジュアライゼーションでは、色・形・位置などの視覚で反応する感覚記憶に訴えかけることが、特に重要となる。

データデザインでは「感覚記憶」に訴えかけることが重要
データデザインでは「感覚記憶」に訴えかけることが重要

 駒宮氏は感覚記憶の例として、「9の数字を見つけてください」の見せ方を2つ提示。9に赤い色がついた方が瞬時に見つけやすいことを示し、感覚記憶の重要性を強調した。

感覚記憶の重要性を示す例
感覚記憶の重要性を示す例

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データビジュアライゼーションの種類

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この記事の著者

馬場 美由紀(ババ ミユキ)

 エンジニアとテクノロジーが好きな編集・ライター。エンジニア向けキャリアサイト「Tech総研」「CodeIQ MAGAZINE」、Web技術者向けの情報メディア「HTML5 Experts.jp」などでライティング、コンテンツディレクション、イベント企画などを行う。HTML5 開発者コミュニティ「h...

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