GMOインターネットグループで、インターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、発注からアンケート完了までの一連の手続きをオンライン上で完結できる完全DIY型アンケート調査ツール「GMO Ask」を、9月15日より提供開始した。
「GMO Ask」は、使いやすさとスピード感を追求したアンケート調査ツール。1問1回答10円から利用でき、無駄な費用をかけずにアンケート調査を実施できる。また、世界でも個人・法人を問わず幅広く利用されている「Google Forms」と連携した。「GMO Ask」を利用することで、同社が提供する2千747万人(2022年8月末時点)への調査が可能なパネル(モニターの集合体)ネットワーク「JAPAN Cloud Panel」のモニターに向けて、スムーズにアンケートを配信できる。
同社では、これまで企業が自社でアンケート調査を行う際に課題となりやすいサンプル数の不足や調査票作成の難易度などを解決するため、企業が利用するDIY型アンケートツールとパネルネットワーク「JAPAN Cloud Panel」を連携可能にする「MO Liteアンケート by GMO」を提供してきた。また、最近では企業だけでなく学術機関やコンサルタント、個人など、調査を初めて実施する企業や予算規模が小さい企業からのニーズも高まっている。そこで同社は、サービスのさらなるアジャイル化を図るとともに、より幅広い層が手軽に調査を実施できる環境を提供することを目的とし、プラットフォームの再開発を行った。
このたび、「MO Lite アンケート by GMO」に見積り機能・クレジットカード決済機能・マイページ機能などを追加し、さらに機能を強化することで、新たな完全DIY型アンケート調査ツールとして「GMO Ask」の提供を開始した。
なお、将来的にはGMOリサーチが保有するパネルネットワーク「ASIA Cloud Panel」(「GMOリサーチ・クラウド・パネル」における、アジア地域に特化した消費者パネルの総称)との連携も予定している。これにより、アジア16の国と地域、約4千949万人(2022年8月時点)へのアンケート配信を実現し、日本国内のみならず海外調査にも幅広く対応することを見込んでいる。
利用については、「GMO Ask」のWebサイトから新規登録し、Google Formsでアンケート画面を作成した後、調査対象者の希望条件などを入力することにより「JAPAN Cloud Panel」で抽出したモニターに向けてアンケートを配信することが可能。また、回答者属性を設定し、対象者数を事前に確認することもできる。
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