Pendo.io Japanは、2022年第3四半期(8月1日~10月31日)のハイライトを11月28日に発表した。
2022年第3四半期のおもな成果としては、年一度のイベント「Pendomonium(ペンドモニアム)」の参加人数の過去最多更新、プロダクト主導型認定コースへの関心の高まり、強力な新しいデータ分析、アプリ内ガイダンス、機械学習機能のローンチ、顧客と収益の継続的成長などを挙げている。
Pendoの第3四半期の成長は、既存顧客の取引拡大、無料から有料プランへの転換、およびアジア太平洋地域での継続的な勢いに牽引されており、新規顧客にはAirspace、Applied Sytems、BombBomb、Infragistics、National Grid、Office Ally、SentriLock、TextUs、Yellow Corporationなどが含まれる。アジア太平洋地域では、Australian Doctor Group、hipages Group、オーストラリアのsimPRO、日本の東急コミュニティーとfreeeが新規顧客となった。また、Pendoとの関係を拡大した顧客としては、AppsFlyer、Clarivate Analytics、PointClickCare Technologies、Servus Credit Unionなどが挙げられる。
Pendomoniumは、“The Product-Led Experience”をテーマに、活気あふれるフェスのような雰囲気の中で、本社がある米ローリーに1000名以上のプロダクトおよびITリーダーが集まった。また、11月17日(現地時間)にロンドンで開催された「第2回Pendomonium EMEA」には400名超が参加登録し、Mind the Productの年次カンファレンス「#MTPCon」も2019年以来はじめてロンドンで開催され、46か国470社から1800名以上のプロダクト関係者が集まり、業界のオピニオンリーダーによる講演が行われている。
Pendoは、プロダクト主導のムーブメントを推進し続けており、プロダクトマネージャーやビジネスリーダーがプロダクト主導の戦略を採用して成長を促進する方法を学ぶ「プロダクト主導型認定コース」には、早くから強い関心が寄せられた。第2四半期末に開始した同コースには1万7000人以上が登録し、すでに数千名が修了、認定を受けている。
プロダクトの強化としては、「Pendo Engage」においてデータエクスプローラが改良され、プロダクトデータ分析がより強力になったほか、「Pendo Adopt」では従業員に提供するあらゆるアプリケーションの使用データを表示し、オフィス、チーム、役割ごとフィルタリングする機能や、プロセスやワークフローの導入状況に応じてガイドを絞り込み、ガイドが業務の導入に与える影響を時系列で可視化、追跡できる機能が追加された。機械学習機能である「Pendo Simon」では、NPS調査の回答に機械学習を適用して、膨大なデータから自動的にテーマを特定し、プロダクトの戦略に役立てられるようになっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア