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ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第2回開催です。

ProductZine Day 2024 Winter

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特集記事(AD)

優れたプロダクトマネージャーにさらなる活躍の場を──プロダクト開発の専門家集団「GNUS Professional Network」

プロダクトの成長に本気で取り組む人たちで構成された専門家集団

 ここからは「GNUS Professional Network」に参画しているメンバー視点で、その魅力や特徴を掘り下げていく。

 沢田氏は、同ネットワークに参画しているメンバーの印象について、プロフェッショナルでスキルが高い人が多く、米国のGigsterにもあった雰囲気がうまく踏襲されていて、ありがたいと述べた。

 「フリーランスのプロダクトマネージャーとして参画する場合、人も組織も選べません。新しいプロジェクトのたびにチームビルディングをしなければならないので、個々のスキルセットが大切なのはもちろんですが、コミュニケーションが最重要です。GNUSを通じて参画した人たちなら安心してチームを組める確率が高く、やるべきことに集中できます」(沢田氏)

沢田俊介(さわだ・しゅんすけ)氏

沢田俊介氏

 UI/UXデザイナー、プロダクトマネージャー、オンライン講師。幅広いポジションで15年以上ものづくりに携わる。国内外問わずフリーランスとして活動、スタートアップ企業や新規事業を中心としてウェブ開発とモバイルアプリ開発を多数経験。

 現場で身につけたスキルをもとにオンライン講座を公開しており、40,000人以上の受講生から高い評価を得ている。

 あくまで個人の主観とのことだが、体感として8割以上のプロジェクトで、そのような状況が担保されているという。また、GNUS側でもプロジェクトやメンバーの状況を把握しており、適切なパフォーマンスを発揮できるように人員配置の調整などのフォローも随時行っている。

 このような優れたプロフェッショナルが集い、働きやすい環境づくりはどのように行われているのか。GNUSの松林氏によると、メンバーの選出においてスキルや経験だけでなく、チームで働く上で必要となる考え方・価値観・動機・性格などのコンピテンシーも重視しているという。

 例え高いスキルを持ち合わせていても、コミュニケーションが円滑でない、納期遵守が難しいなど、チームの調和を損なう恐れがある人は採用の審査を通過しにくい。また、審査過程にはGNUSの社員だけでなく、プロダクトマネージャーの職種なら、その職種の参加メンバーも関わる。事前の審査だけではどうしても判断が難しい部分については、プロジェクトに参画しているメンバーのフィードバックなどを踏まえて調整を行い、より良いチームになるように改善をし続けていく。

 この辺りは「GNUS Professional Network」という仕組みの強みでもある。正社員雇用の場合、雇用形態の制約上、流動的なプロジェクト編成が難しい側面もあるが、この仕組みでは、パフォーマンスを発揮しやすく働きやすい環境を突き詰めていくことができる。

 では、「GNUS Professional Network」では、どのような人材が活躍しているのだろうか。GNUSの松林氏は次のように説明する。

 「1つ目の要素としてはプロフェッショナリズムの高さです。プロとしてプロダクト開発における最善が常に変わっていくということを理解し、自らスキルや専門性をアップデートしつづけ、それをチームに還元できる方です。 2つ目の要素としてはラストマンシップの強い方です。これはフリーランスの方に求めるのは意外かもしれないですが、単に指示通りに作業するのではなく、積極的に必要な提案を行い、自分が最後まで責任を取る覚悟をもちプロダクトの成長に本気で取り組む方が活躍しています。また弊社ではそのようなメンバーが働きがいを持ち続けられるような報酬設計やより良い環境作りを心がけています」(松林氏)

 例えば、先述した「radiko」の大規模リニューアルプロジェクトでは、沢田氏はプロダクトマネージャー兼デザイナーとして参画していた。新しい顧客体験を実現するために、沢田氏は顧客志向のさまざまな提案を行い、MVPの構築に貢献。調査結果をもとにステークホルダーとの調整を進め、radikoアプリの全面リニューアル企画が決定。最終的には、GNUS Professional Networkのメンバーとの伴走によって、内製化までの支援を実現している。

 「事業責任者の方が意思決定する際、要求や要件についての質問を繰り返し行い、具体案を提案していく形で進めました。最終的に仕様に落とし込むのは私ですが、デザイナー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアを巻き込み、常にユーザーを第一に考えた提案をしてきました。現在はもう自社で自走できるような形になっています。ユーザビリティのことに関して、ほぼ全ての意思決定に関与し、プロダクト成功のために愛着もって臨んでいました。ですが実際離れると少し寂しさはありますね」(沢田氏)

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)

株式会社翔泳社 ProductZine編集長。 1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテック...

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提供:株式会社GNUS

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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