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ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第2回開催です。

ProductZine Day 2024 Winter

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特集記事(AD)

優れたプロダクトマネージャーにさらなる活躍の場を──プロダクト開発の専門家集団「GNUS Professional Network」

 株式会社GNUS(ヌース)が運営する「GNUS Professional Network」は、テックやデザインの分野で優れた才能を持つ人々が集う審査制のフリーランスネットワークだ。厳格な審査をクリアした500名以上の優秀な人材が在籍しており、企業の新規サービスやプロダクト開発等の案件に最適な人材を選出し、ビジネスの成功を支援している。プロダクトマネージャーも数多く在籍している同サービスにおいて、プロダクトマネージャーがいかに活躍し、またそのキャリアを広げようとしているのかを聞いた。

大手企業の新規事業やプロダクト開発の悩みを解消し、プロフェッショナル人材の活躍の場も提供する

 今回話を聞いたのは、プロフェッショナル人材を探し出し、審査を行うとともに、プロジェクトのチーム組成を担当するGNUSの松林幸志氏と、GNUS Professional Networkに参画し、プロダクトマネージャーとして活躍する沢田俊介氏だ。

 沢田氏はグラフィックデザイナー出身で、現在はGNUS経由の業務のほか、フリーランスとしてさまざまなプロジェクトに関わっている。

 一方GNUSは2019年に電通によって設立された企業で、新規事業創出のコンサルタントと、ソフトウエア開発の支援の双方に強みを持つ。中でも審査制によるハイレベルな専門家集団である「GNUS Professional Network」は事業の中核を占めている。その成り立ちや特徴についてGNUSの松林氏は次のように語る。

 「代表の文分がアメリカ駐在時代に日系現地法人のDXプロジェクトで、フリーランスメンバーと共にチームを組んでソフトウェア開発ソリューションを提供する米国企業のGigster(ギグスター)と協業することで成功に導いた経験をもとに、そのGigsterの仕組みやノウハウを日本に展開することで深刻なDX人材不足解決の糸口になると確信し、始まったのがGNUSです」(松林氏)

株式会社GNUS 松林幸志(まつばやし・こうじ)氏

株式会社GNUS 松林幸志氏

 Assistant Director(Account & Network Management)

 大手日系メーカーにてMDとして商品企画・開発・購買に担当したのち、執行役員としてフリーランス向けのプロダクトを開発するスタートアップに参画し、新規事業開発やプロダクト推進責任者として複数事業の立ち上げや、幅広い層のフリーランスとプロジェクトを経験。

 GNUSにて、累計1000人月以上のアサインメントと30プロジェクト以上のチーミングを推進。プロフェッショナル人材のソーシング、審査、プロジェクトチームの組成を得意とする。

 プロダクト開発の成功には、専門性の高いコンサルティングと、迅速で柔軟性の高いソフトウェア開発・運用を一貫して行う必要があり、それをハイレベルなフリーランス人材ネットワークをチーミングして解決するのが「GNUS Professional Network」の特長だ。

 なお、プロダクトマネージャーの沢田氏は、米国におけるGigsterとの協業の頃からこのネットワークに参画しており、「GNUS Professional Network」に所属する人材の中でも多数のプロジェクトをこなす優秀なメンバーの一人だ。

 主な顧客である大手企業は新規事業の創出やプロダクト開発にあたり、意思決定や仮説検証のアジリティを高めたり、ノウハウを社内に蓄積したりといった目的で、ソフトウェアやシステムを内製化したいという思いがある。また、コロナ禍以前のDX特需に対し、最近は本当に必要な部分に投資を絞る傾向も見受けられる。

 一方で優秀な人材の確保は難しい。仮にフリーランスで人員を調達する場合でも、企業側は自社の社員のように扱いたがる一方で、フリーランスの人材は優秀であればあるほど仕事を選べる状況にあり、人材マネジメント側面の課題も大きい。

 それらを解決するのが、プロフェッショナル人材が集うフリーランスネットワーク「GNUS Professional Network」だ。

 現在参画しているメンバーは500名ほどで、エンジニア・デザイナー・プロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャーなど、多彩な人材が所属している。人材の量よりも質にこだわっており、ネットワークへの参画時に審査を実施することによりその質を維持している。また、チーム体制にもこだわっており、プロジェクト内容によって適正なメンバーをアサインしチームを組成する。結果としてそれぞれの業務に集中できる環境を整備している。そういった働きやすさは、案件に参画したメンバーからも多くのフィードバックがあり、新規事業やプロダクト開発における本質的な業務遂行に結びついている。

 クライアントとしては大手企業が多く、数百~数千万ユーザーがいるような社会的なインパクトの大きいプロダクトに携わる機会も少なくない。新規事業の創出からプロダクトのグロースまで、さまざまなステージでプロダクトと関わる機会が得られる。例えば、沢田氏は800万人規模の月間ユーザー数を抱えるインターネットラジオ「radiko(ラジコ)」の大規模リニューアルプロジェクトでも活躍した。

プロダクトの成長に本気で取り組む人たちで構成された専門家集団

 ここからは「GNUS Professional Network」に参画しているメンバー視点で、その魅力や特徴を掘り下げていく。

 沢田氏は、同ネットワークに参画しているメンバーの印象について、プロフェッショナルでスキルが高い人が多く、米国のGigsterにもあった雰囲気がうまく踏襲されていて、ありがたいと述べた。

 「フリーランスのプロダクトマネージャーとして参画する場合、人も組織も選べません。新しいプロジェクトのたびにチームビルディングをしなければならないので、個々のスキルセットが大切なのはもちろんですが、コミュニケーションが最重要です。GNUSを通じて参画した人たちなら安心してチームを組める確率が高く、やるべきことに集中できます」(沢田氏)

沢田俊介(さわだ・しゅんすけ)氏

沢田俊介氏

 UI/UXデザイナー、プロダクトマネージャー、オンライン講師。幅広いポジションで15年以上ものづくりに携わる。国内外問わずフリーランスとして活動、スタートアップ企業や新規事業を中心としてウェブ開発とモバイルアプリ開発を多数経験。

 現場で身につけたスキルをもとにオンライン講座を公開しており、40,000人以上の受講生から高い評価を得ている。

 あくまで個人の主観とのことだが、体感として8割以上のプロジェクトで、そのような状況が担保されているという。また、GNUS側でもプロジェクトやメンバーの状況を把握しており、適切なパフォーマンスを発揮できるように人員配置の調整などのフォローも随時行っている。

 このような優れたプロフェッショナルが集い、働きやすい環境づくりはどのように行われているのか。GNUSの松林氏によると、メンバーの選出においてスキルや経験だけでなく、チームで働く上で必要となる考え方・価値観・動機・性格などのコンピテンシーも重視しているという。

 例え高いスキルを持ち合わせていても、コミュニケーションが円滑でない、納期遵守が難しいなど、チームの調和を損なう恐れがある人は採用の審査を通過しにくい。また、審査過程にはGNUSの社員だけでなく、プロダクトマネージャーの職種なら、その職種の参加メンバーも関わる。事前の審査だけではどうしても判断が難しい部分については、プロジェクトに参画しているメンバーのフィードバックなどを踏まえて調整を行い、より良いチームになるように改善をし続けていく。

 この辺りは「GNUS Professional Network」という仕組みの強みでもある。正社員雇用の場合、雇用形態の制約上、流動的なプロジェクト編成が難しい側面もあるが、この仕組みでは、パフォーマンスを発揮しやすく働きやすい環境を突き詰めていくことができる。

 では、「GNUS Professional Network」では、どのような人材が活躍しているのだろうか。GNUSの松林氏は次のように説明する。

 「1つ目の要素としてはプロフェッショナリズムの高さです。プロとしてプロダクト開発における最善が常に変わっていくということを理解し、自らスキルや専門性をアップデートしつづけ、それをチームに還元できる方です。 2つ目の要素としてはラストマンシップの強い方です。これはフリーランスの方に求めるのは意外かもしれないですが、単に指示通りに作業するのではなく、積極的に必要な提案を行い、自分が最後まで責任を取る覚悟をもちプロダクトの成長に本気で取り組む方が活躍しています。また弊社ではそのようなメンバーが働きがいを持ち続けられるような報酬設計やより良い環境作りを心がけています」(松林氏)

 例えば、先述した「radiko」の大規模リニューアルプロジェクトでは、沢田氏はプロダクトマネージャー兼デザイナーとして参画していた。新しい顧客体験を実現するために、沢田氏は顧客志向のさまざまな提案を行い、MVPの構築に貢献。調査結果をもとにステークホルダーとの調整を進め、radikoアプリの全面リニューアル企画が決定。最終的には、GNUS Professional Networkのメンバーとの伴走によって、内製化までの支援を実現している。

 「事業責任者の方が意思決定する際、要求や要件についての質問を繰り返し行い、具体案を提案していく形で進めました。最終的に仕様に落とし込むのは私ですが、デザイナー、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアを巻き込み、常にユーザーを第一に考えた提案をしてきました。現在はもう自社で自走できるような形になっています。ユーザビリティのことに関して、ほぼ全ての意思決定に関与し、プロダクト成功のために愛着もって臨んでいました。ですが実際離れると少し寂しさはありますね」(沢田氏)

プロダクトマネージャーとして高みを目指し、世の中にインパクトを与えたいという志を力強く支援

 UI/UXデザイナー・プロダクトマネージャーとして、国内外を問わず、さまざまなスタートアップや新規事業を支援してきた沢田氏は、プロダクトマネージャーとしてあるべき姿について、どのように捉えているのだろうか。

 沢田氏は「個人的には、デザインもエンジニアリングも経験したほうがいいと思います。プロダクトを自分で作って世に出し、運営する経験を持つと、デザインやプログラム、マーケティング、ビジネス戦略などの知識が身に付きます。自分のプロダクトを世に問うのはある種の覚悟が必要ですが、その一歩を踏み出せるかが重要です」と語った。

 一見普段の業務とは関係ないと思える活動が、あるとき業務に還元されることもある。実際、沢田氏の著書『Figma for UIデザイン』では、radikoのプロジェクトを進める上で役立ったテクニックが活かされたそうで、Figmaを使ってデザインシステムを作るノウハウ本『Figma for デザインシステム』も発売が決定している。

 沢田氏のように複数の領域の知識を持つプロダクトマネージャーは貴重な存在で市場価値も高い。「GNUS Professional Network」には、自らプロダクトやサービスを立ち上げた経験を持つメンバーが多く在籍している。起業経験がある人、フリーランスとして独自の道を歩む人、自身のプロダクトを運営しながら資金を稼ぎたい人、小規模開発会社の経営者など、仕事に対して受け身ではなく、チャレンジ精神旺盛な人は審査にも通っていることが多いようだ。

 GNUSの松林氏は最後に「私たちは、単なる委託元と委託先といった関係性ではなく、パートナーとして共に世の中のプロダクトを変えていっていただけるような方を歓迎しています。特に、数千万ユーザーを抱えるような世の中にインパクトを与えるプロダクトに関わる機会は、個人では得難い部分かと思います。我々を皆さまの自己実現においても活用いただけたらと思いますし、そのためのサポートも積極的にしていきたいです」と語った。

 「GNUS Professional Network」では、専用サイトからの人材の応募を受け付けている。正式な応募前のカジュアル面談にも対応しているので、我こそはという方は、ぜひ積極的にキャリアの幅を広げて欲しい。

プロダクト開発のプロフェッショナル集団GNUSについて詳しく知りたい方はこちら

 GNUSでは「ビジネスを動かすプロダクトを。」をミッションに、より多くの価値提供を行っていきたいと考えております。

 そのためのチームメンバーを継続的に募集しておりますので、一緒にプロダクト開発を行っていただける方は以下よりエントリーください。

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提供:株式会社GNUS

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://productzine.jp/article/detail/2256 2024/03/19 10:00

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