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ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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特集記事

プロダクトマネージャーとして避けては通れない「プレゼン」の実践テクニック(前編)──聞き手の興味を引き続ける「高速化」

 プロダクトマネージャーとして、プロダクト開発に関わるステークホルダーの心をつかみ、具体的な行動を促して成果を出していくためには、プレゼンテーションのスキルが必要です。一方でプレゼンテーションについてはなんとなく苦手意識を持っている人も多いでしょう。そこで本稿では、ビジネスの現場で実際に使える具体的なテクニックを前後編にわたって紹介します。周囲の人々の心をつかむ秘訣はプレゼンテーションの「高速化」です。

プロダクト開発者はプレゼンテーションから逃げられない

 プロダクト開発に関わる方々にとって、プレゼンテーションは避けては通れないスキルです。ここでいうプレゼンテーションとは、計画・企画・意見を提示して、周囲の人々の理解を促して納得感を醸成する行為を指します

 プレゼンテーションと聞くと、故スティーブ・ジョブズ氏のような経営者が広く公衆にビジョナリーな語りをする場面が浮かび、自分とは縁遠いものと感じるかもしれませんが、実はプロダクト開発者にとってプレゼンテーションの機会は日常的に多く存在します。

 例えば「勉強会で自社の開発についてLTをする」「採用候補者に自社のプロダクトを紹介する」という社外の人に向けた発表の機会はしばしば訪れます。また社内に閉じた関係性においても「プロダクトの戦略とロードマップを開発チームに発表する」「プロジェクトのキックオフで他部署のステークホルダーに方針や内容を説明する」「プロダクトをリリースした後の実績や成果を社内の全体会で報告する」といった場面もプレゼンテーションそのものです。

 そうした機会で人々の心をつかみ、多くの人を巻き込んで行動に移してもらうためにはプレゼンテーションのスキルが必要です。

 一方でプレゼンテーションについては、なんとなく苦手意識を持っている人が多いでしょう。そして困ったことに、プレゼンテーションについて学ぼうと思っても世の中に出回る情報の多くは表層的な体裁について触れたものが多く、ビジネスの現場で実際に使える具体的なテクニックとして参考になるものは多くありません。

 そこで本記事では、プロダクト開発に関わる方々が実際の開発現場において、周囲の人々を飽きさせず、心をつかんで巻き込んでいけるようなプレゼンテーションを実現するための具体的なテクニックを紹介します。

 なお、筆者は先立って開催された「ProductZine Day 2024 Winter」に登壇し、参加者アンケートで「大変満足+満足」について最も高い評価をいただきました。本記事の内容は、そのプレゼンテーションに仕込んでいた実践的なテクニックの種明かしでもあります。

次のページ
人々の心をつかむプレゼンテーションの秘訣は「高速化」

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この記事の著者

御守 一樹(STORES 株式会社)(オンモリ カズキ)

東京大学工学部卒業後、グリー株式会社に入社。新卒からプロダクトマネージャーとしてゲームタイトルの開発と運営に携わる。プロダクト責任者、事業責任者、複数プロダクトの統括マネジメントを担当したのち、新規事業開発として国内初の後払い決済サービスを立ち上げる。2020年、STORES 株式会社に入社。PdM...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://productzine.jp/article/detail/2663 2024/07/23 11:00

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