SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZine Day 2024 Summer

ProductZineニュース

目指すべきDXへと企業を導く「プロダクトモデル」について解説した書籍『TRANSFORMED』が9月30日に発売

 マーティ・ケーガン氏による著書『TRANSFORMED イノベーションを起こし真のDXへと導くプロダクトモデル』(横道稔・訳)が、9月30日に日本能率協会マネジメントセンターから発売される。A5判・408ページで、価格は2970円。

 同書は、書籍『INSPIRED』の著者であるケーガン氏が教えるトランスフォーメーションの実現方法を解説した一冊。

 シリコンバレーが世界を席巻する理由は「プロダクトモデル」で運営されていることにある。顧客に愛され、ビジネスにも有効なテクノロジーパワードなソリューションを継続的に生み出す方法がDXの本質と言える。そこで起こすべき変化は以下の3つだと考えられる。

  1. 作り方を変える
  2. 問題解決の方法を変える
  3. 解くべき問題の決定方法を変える

 これらを支えるのが、プロダクトマネジャーに代表される「プロダクトモデル・コンピテンシー」と、プロダクトチームの指針となる第一級原則群の「プロダクトモデル・コンセプト」。

 同書には、肩書の変更や人材の寄せ集め、アウトソーシングでは決してたどり着けないトランスフォーメーションを成功させる要因が凝縮されている。さらに、著者の長年にわたる企業支援の実績に基づき、トランスフォーメーションを進める上での重要なトピックや、想定される反対意見への対処法まで詳しく解説されている。

 同書の刊行にあたり、翻訳者の横道氏は次のコメントを寄せている。

 プロダクトマネジメントのバイブルと世界中で評価される『INSPIRED』のシリーズ最新作『TRANSFORMED』の日本語版が発売となります。

 本書では、シリコンバレー企業のように、革新的なプロダクトを作り出す企業の運営モデルを「プロダクトモデル」と名付け、そのモデルへと企業を変革すること指南する書籍です。

 私も一プロダクトコーチとして、DXの取り組みの中で大きなビジネス成果を生み出すことの難しさ、またDXを標榜せずとも、スタートアップのプロダクト企業を、革新的なプロダクト文化を維持しながらスケールアップしていくことの難しさを目の当たりにしています。

 本書では、「変革の3つの側面」「4つのコンピテンシー」「5つのコンセプト」「20の原則」を通して、変革の戦略や戦術が語られます。また、グローバルでの変革成功事例が多く紹介されています。

 プロダクトから最大限の顧客価値とビジネス成果を創出したいと考える方々にとって多くのインサイトや励ましがあり、重要な原則を再確認できる内容となっていますので、ぜひお手に取っていただければと思います。

 ──『TRANSFORMED』訳者:Product People株式会社 プロダクトコーチ 横道 稔

目次
  • PART I トランスフォーメーションはなぜ困難か
  • PART II トランスフォーメーションの定義
  • PART III プロダクトモデル・コンピテンシー
  • PART IV プロダクトモデル・コンセプト
  • PART V トランスフォーメーションのストーリー:Trainline社
  • PART VI プロダクトモデルの実践
  • PART VII トランスフォーメーションのストーリー:Datasite社
  • PART VIII トランスフォーメーションのテクニック
  • PART IX トランスフォーメーションのストーリー:Adobe社
  • PART X 反対を乗り越える
  • PART XI トランスフォーメーションに不可欠なこと
関連リンク

この記事は参考になりましたか?

ProductZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

「プロダクト開発」にフォーカスしたオンラインメディアです。プロダクトマネージャーや、プロダクトマネージャーを目指す方をはじめ、チームメンバーや事業責任者、テックリードなど、プロダクト開発を「正しく」進めていきたいすべての人のために、プロダクトマネジメントに関するあらゆる知見をお届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

ProductZine(プロダクトジン)
https://productzine.jp/article/detail/2894 2024/09/17 15:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング