Asobicaは、ロイヤル顧客プラットフォーム「coorum(コーラム)」の、ヌーラボへの提供を開始したことを、10月1日に発表した。
ヌーラボでは、チームのコラボレーションやコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発しており、同社の代表的なサービスであるプロジェクト管理ツール「Backlog」は、クラウド/オンプレミスの両方で提供されている。
今回、ヌーラボはcoorumを導入することによって、コミュニティサイト「Backlog Community Lab」をオープンした。Backlog Community Labでは、マニュアルや情報発信を行うことでユーザーの機能理解とサービス活用の促進を目指すとともに、ユーザーの行動データ分析を通じて、より効果的なサポートを提供していく。
さらに、これまで有志で活動していたオフラインでのユーザーコミュニティ「JBUG(ジェイバグ:Japan Backlog User Group)」とシナジーを生み、時間や場所を問わずユーザー同士の交流を促進して、問題解決やサービスの活用度向上につなげることを目指す。
coorumは、コミュニティ運営から顧客分析までをワンストップで行い、ロイヤル顧客を起点としたマーケティング・事業戦略を実現するロイヤル顧客プラットフォーム。ドラッグ&ドロップといった基本的な操作によって、ブランドの世界観を体現したコミュニティサイトを立ち上げられ、シンプルなUIの管理画面を通じて実施したい施策に応じて気軽にメニューなどのコンテンツをカスタマイズできる。
ユーザーごとの声や行動を詳細に取得して可視化するダッシュボードを標準搭載しているので、コミュニティユーザーの「投稿時間」「顧客ID」「投稿コンテンツ」「アクション」それぞれを掛け合わせることで、ユーザーの行動を分析して最適なタイミングでの顧客支援を可能にする。
200社を超えるAsobicaの支援実績や、支援を通じて培ってきたノウハウに基づいて、導入先企業の目的・課題解決を目指したコミュニティ構築・活性化、インサイト分析といった施策を提案するとともに、施策への反映に有効な進め方・具体施策についても提案し、その実現に向けて伴走型での支援を行っていく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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