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ProductZine Day 2025

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Highlite、テキストベースで高精度なUIデザインの構築を実現する「Delite Studio」の提供を開始

 Highliteは、デザインシステムとMCP(Model Context Protocol)の統合によって、テキストベースでUIデザインを高精度に構築できる、次世代のプロトタイピングサービス「Delite Studio(ディライト・スタジオ)」の提供を4月14日に開始した。

 Delite Studioは、企業が保有するデザインシステムをAIと連携させることで、テキストだけでUIを生成可能な環境を構築する。

 具体的には、

  • ログインページに、ロゴ+メール+パスワード+ログインボタンを縦並びに
  • このパーツはモバイルでは2カラムから1カラムへ切り替えて
  • ボタンはprimaryとして扱って、余白は32pxで

といった構造的な指示をテキストで伝えるだけで、高い精度をもってUIが構築されていく。

「Delite Studio」の利用イメージ
Delite Studioの利用イメージ

 MCPを通じてデザインシステムを直接参照するため、短いプロンプトでも「それっぽい」を超えた高精度なUIを生成でき、これまで抽象的なワイヤー止まりだった初期画面も、構造・スタイルをともなった「使えるプロトタイプ」として立ち上がる。

 おもな利用対象は、以下のような課題を抱えている人。

  • 社内にデザインシステムはあるが、活用が進んでいない
  • デザイナー・エンジニアのすれ違いが多く、開発スピードが落ちている
  • 生成AIの導入を検討しているが、具体的なユースケースに悩んでいる
  • PoCや新規プロダクトの立ち上げにスピードを求められている

 このような課題に対して、Delite Studioは「AI活用」と「デザインシステム活用」の両面で、強力なブレイクスルーとなる。とりわけ、MCPによる構造的な情報のやり取りを可能にすることで、自然言語とデザインコンポーネントの橋渡しが成立し、これまで属人的だった「UIの伝達」を組織で再現できる「ナレッジ」にする。

「Delite Studio」の利用対象
Delite Studioの利用対象

 導入にあたっては、企業の内部にAIやデザインシステムを浸透させるための多角的なサポートを行っていく。

「Delite Studio」導入サポート例
Delite Studio導入サポート例
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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