Brazeは、同社の提供している顧客エンゲージメントプラットフォーム「Braze」が、STRACTの提供するショッピングAIエージェントサービス「PLUG」に導入されたことを、10月15日に発表した。

PLUGは、時間とお金をかしこく節約する、入れておくだけでおトクになるショッピングアシストアプリで、2022年にリリースされ、現時点で2200超のECサイトと連携している。
PLUGでは、1人ひとりのユーザー行動に基づいた顧客エンゲージメントを通じてユーザーの満足度と収益の拡大を実現するにあたって、内製ツールの保守にかかるエンジニア工数の削減が課題となっており、本来注力すべきプロダクト開発に開発リソースを割きにくい状況だったことを受けて、Brazeの導入が行われたという。
PLUGは、アプリインストール後の利用促進を含めた顧客エンゲージメント戦略を推進する必要があり、導入にあたっては4R(適切なタイミングで、適切なメッセージを、適切な文脈で、適切なチャネルで)が実現できるプラットフォームを求めていた。
Brazeは、あらゆるデータソースからデータを収集・施策実行が可能であり、マルチチャネルかつリアルタイムにパーソナライズされたコミュニケーションを実現するプラットフォーム。スケーラビリティや機能性といった面も高く評価され、今回の導入に至っている。
STRACTは、Brazeの導入によってPLUGに関わるエンジニアのリソース最適化を図るとともに、アプリインストール後の利用促進および顧客エンゲージメントの深化を目指しており、今後は顧客エンゲージメント戦略の深化にともなって、ユーザーの行動や嗜好の変化にリアルタイムに対応するような施策展開などにより、ユーザー体験の飛躍的な向上を図っていく。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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