米Amplitudeは、独自のLLMプロセスを採用した顧客フィードバックエンジンであり、生データを優先順位付きの実行可能なインサイトへ自動変換する「AI Feedback」の提供を11月13日に開始した。

AI Feedbackを、同社の提供するデジタル分析プラットフォーム「Amplitude」のアナリティクス、セッションリプレイ、ガイドアンドサーベイと組み合わせることによって、企業は顧客の意見を即座に可視化してもっとも重要な機能を把握した上で、Amplitude内でアクションを起こせるようになる。
AI Feedbackを導入することで、組織は以下のような機能を容易に実行できる。
- もっとも重要な機能の構築:もっとも要望の多い機能を可視化・定量化して、顧客に最大のインパクトをもたらす製品ロードマップを開発する
- 完璧な製品ポジショニング:顧客のニーズに関する言及を理解して、製品メッセージングの整合性を保証する
- 事前のクレーム対応:顧客の抱える最大の不満を解約前に可視化して、顧客離れの原因となる不具合や不満を自動的に特定する
- リスクの兆候を監視し、解約を抑制:不満を主要アカウントに紐付けして、即時対応が必要な課題を明らかにする
- 製品要件定義書(PRD)を容易に生成:シンプルなプロンプトを通じて、顧客インサイトをユーザーストーリーやPRDへと迅速に変換する
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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