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フェンリル、UXの課題を数値化する「5xScore」の提供を開始

 フェンリルは、UXの課題を数値化する独自の手法「5xScore」の提供を、2月8日に開始した。

 5xScoreは、UXがユーザーの満足度にどう影響しているのかを数値化するパッケージプランで、UXを5つの要素に分解して定義することによって、満足度と各要素の関係性を容易に数値化することが可能で、取り組みの指針として使える。

 満足度と各要素に関連する設問で構成されるアンケートによってデータを抽出して、統計処理を行うことで満足度と各要素の因果関係を明確化でき、どの要素が満足度に影響しているのか、どこを重点的に改善すれば満足度向上につながるのかが明確にわかるため、その後の施策検討が容易になる。

 5xScoreのベースになっているのは、ビジネス価値とユーザー価値を最大化し、サービスを持続的に提供していくために開発された、同社独自のサービスデザインワークフレームである「5x」で、5xではUXの概念を以下の5つの要素に分解し、それらの関係性を体系化している。

  • コンテンツ/機能
  • ユーザビリティ
  • パフォーマンス
  • ブランド
  • 運営/運用

 要素を明確に定義することで、これまで個別に検討されていた各要素が有機的につながり、持続的成長が可能なサービスを実現できる。

 なお、5xScoreの提供開始にともない、KADOKAWAからの「電撃ノベコミ」のサービス向上の施策を考えていく上で、あらためて現状の満足度や課題を把握したいという要望を受けて、フェンリルが実施した5xScoreの結果に基づく、サービスのさらなる満足度向上のための施策が実行されるという。

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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)

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