プロダクトのフォーカス指標の組み立て方──「EC」「金融サービス」におけるKPIの設定例
ユーザーの行動データを分析しプロダクトの価値を高める「プロダクトアナリティクス」入門 第3回
データの数字を追うだけでなく、実際にそのデータを使ってビジネスを成長させたいと皆考えています。そのためにはデータを報告して終わりではなく、KPIの担当者がデータを施策につなげていく必要があります。過去の2回の連載で、プロダクトアナリティクスというデータ分析手法と、ビジネス成長のためのKPIを導き出すプロダクト指標を解説してきました。端的に説明すると、まずはKPI全体の軸となるフォーカス指標を設定します。次に、その下に配置する5つのレベル1指標を定義します。「リーチ」「アクティベーション」「エンゲージメント」「リテンション」「ビジネス固有」の5つです。さらにその下には、より詳細なKPIを設定するためのレベル2指標を設定します(詳しい説明は前回記事を参照)。今回は、実践編として「EC」と「金融サービス」でどのようなKPIを測定し、ビジネスを成長させるかを詳しく解説します。
この記事は参考になりましたか?
- ユーザーの行動データを分析しプロダクトの価値を高める「プロダクトアナリティクス」入門連載記事一覧
-
- GA4で注目される「イベント分析」とは? ~10年以上イベントデータを扱ってきたMixpa...
- 行動データ分析の鉄板技:セグメントの比較で見えるビジネスの成長
- プロダクトのフォーカス指標の組み立て方──「EC」「金融サービス」におけるKPIの設定例
- この記事の著者
-
谷田部 丈夫(NTTコム オンライン)(ヤタベ タケオ)
NTTコム オンライン Mixpanelデータコンサルタント。 これまで20年以上に渡り、データコンサルタント及びクリエイティブディレクターとして数々のクライエントのプロジェクトに携わる。デジタルステージの「LiFE* with PhotoCinema」の開発プロジェクトに携わり、ソフトウェアとし...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
高田 信雄(NTTコム オンライン)(タカダ ノブオ)
NTTコム オンライン、ソリューションエンジニアリング部長。 金融業、建設業、通信業、サービス業など様々な業種のシステム開発・サービス開発案件をPM・PdMとして経験。 近年はソリューションアーキテクトとして、デジタルマーケティング領域のプロダクト選定とソリューション開発業務に従事。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア