RightTouchは、これまでβ版にて開発・展開を続けてきた「KARTE RightSupport」を、Webサポートプラットフォーム「RightSupport by KARTE」として、正式版の提供を10月27日に開始した。あわせて、β版段階で培ったユースケースやプロダクトフィードバックを反映して、メイン機能の1つである「サポートウィジェット」の刷新やページ自体を作れる「サポートページ作成機能(β版)」を含むアップデートを行っている。
今回の「RightSupport by KARTE」正式版提供開始にあわせて実施されたアップデートでは、CSチームがノーコードで自己解決施策を打つための機能「サポートウィジェット」がアップデートされ、「サポートアクション」となった。サポートウィジェットでは、簡単なシナリオ型のウィジェット施策が可能だったが、サポートアクションでは施策の自由度がより高くなるとともに、施策のサイトへの埋め込みやガイド式の施策配信への対応も予定している。
「サポートページ作成機能(β版)」は、簡易なサポートページ、問い合わせページをノーコードで作成できる機能であり、RightSupport by KARTEで使えるさまざまなコンポーネントを組み合わせたページによって、ウィジェットやbotだけではリーチが難しかった層も含め、より多くの顧客における自己解決の促進を可能にする。作成されたサポートページは、顧客の行動や時間によって動的に変化させられ、
- 顧客が既契約者なら契約者向けのコンテンツ、ゴールド会員なら専用ダイヤルを置く
- 顧客がサイト内でいろいろ探している場合は電話導線をすぐ出すが、すぐに問い合わせページに来訪した場合は自己解決の導線を厚めにする
- 電話が営業時間外または混雑時には、チャットやフォーム、botの利用を促す
といった対応ができるようになる。
同社は今後、今回リリースしたRightSupport by KARTEに、同社のコールセンター向けプロダクトである「RightConnect by KARTE」、および「KARTE Talk」を加えることで、問い合わせ前〜問い合わせ中の顧客体験を支えるサポート基盤として、企業のカスタマーサポート活動を支援していく。
問い合わせ前データの解析と活用を重要な独自の価値に据え、顧客の困りごとに適した回答・チャネル・オペレーターへ導くライトチャネリング(チャネル最適化)が可能になる。
さらに11月16日14時〜15時には、HDI-Japanと共催によるセミナー「Web Support Summit vol.2 - 顧客満足度を最大化する自己解決とは -」をオンライン開催する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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