角川アスキー総合研究所は、オープンイノベーションの実務担当者に向けた実践ガイド『オープンイノベーション担当者が最初に読む本』(羽山友治氏・著、KADOKAWA・刊)を3月1日に発売する。A5判で、税別価格は1800円。
同書は、日本から先行する数々の海外事例を約10年追い続け、研究・実務双方の面からオープンイノベーションについて検討を重ね続けている筆者が、企業の担当者にとって明日から使える実践的なノウハウを紹介する。
おもに、海外の研究論文や文献をファクトベースに、オープンイノベーションの定義から新規事業、CVC、DXなども含めた立ち位置や関係性を整理し、実務担当者に必要な具体的なアクションと問題における解決策が明確にわかる。
教科書的な概論から実践まで網羅し、段階を踏みながら具体的にわかりやすく説明していき、基本編ではオープンイノベーションの定義や効果、協業パートナーの探索時に用いる手法と仲介サービス、そしてオープンイノベーションチームが行う業務といった、企業にオープンイノベーションを取り入れるにあたっての基本的な内容を紹介する。
応用編では、オープンイノベーションコンテストやコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を含むコーポレートベンチャリング、ユーザー巻き込み型のオープンイノベーション活動であるユーザーイノベーションなどに触れていく。
補足編から発展編では、より実践的な事例として知的財産権についての注意すべき側面、取り組みを改善していく上で役立つ情報収集のノウハウから、DX・新規事業開発との関係性、非メーカー系大企業・中小ベンチャー企業・非営利組織におけるオープンイノベーション活動、また日本では知られていない多数の海外企業の事例などを中心に紹介する。
おもな読者対象は以下の通り。
- イノベーション関連部署の担当者やマネージャー
- 研究開発関連部署の企画系担当者やマネージャー
- オープンイノベーションを組織に浸透させたい経営層
- オープンイノベーションを理解したいビジネスパーソン
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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