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ProductZine Dayの第3回。オフラインとしては初開催です。

ProductZine Day 2024 Summer

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DXの落とし穴を解決するプロダクトマネージャ―のすすめ

新規事業/新規サービスの立ち上げを指示された──さて、どうする?

DXの落とし穴を解決するプロダクトマネージャ―のすすめ 第3回

プロダクトマネージャーと事業部門の関係性

 新規サービスや付加価値サービスのオーナーである事業部門から選出された、立ち上げチームのリーダーが頼るべきは「プロダクトマネージャー」です。

 業界や市場に詳しい事業部門のメンバーとプロダクトマネージャーが、チャレンジしたい市場に対してどんなビジョンでどんなサービスを提供するべきか、どんなサービスが必要とされているか、どんな技術が必要か計画し、不足する機能やスキルをどこから調達すればよいかを見通す必要があります。プロダクトマネージャーは新規事業立ち上げリーダーの、まさに参謀役なのです。

 事業部門から出てきた新規事業立ち上げリーダーは、上述の各フェーズに応じて「プロダクトマネージャー」相当のスキルを調達することがDXの成果に到達するキーポイントとなります。

次回:戦略部門における課題について

 次回は「戦略を担う部門」の皆さんから見た課題を深掘りしていきます。

 日本企業はビジョンや戦略を軽視する傾向にあります。「いいからとにかくシステム導入」という考え方では絶対にうまく行きません。せっかく「DXの取り組み」を始めても「DXの成果」を急ぐあまり、戦略なき取り組みとなり、結果的になかなか成果が出ていないことが多いのです。

 そもそも戦略とは、ビジネス・デザイン・IT の3つをつなげた時に「なぜやるのか、何をやるのか」の方針であり、ぶれた時に立ち戻る先であり、意思決定の最終判断基準・指針です。そんな「戦略の欠如」とプロダクトマネージャーとの関わり、役割について詳しく見ていきたいと思います。

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この記事の著者

西村 大輔(株式会社DNTI)(ニシムラ ダイスケ)

アクセンチュアでキャリアをスタートし、日立コンサルティングの立ち上げ、日本IBMなどで30年にわたりビジネスコンサルタントとして活躍。コンサルタントとしては、消費財、電気、化学、食品、日雑、文教、通信業界など、幅広い業界における、全社業務改革、グループ/グローバル経営管理、大規模なCRM/ERP導入...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://productzine.jp/article/detail/2899 2024/09/20 11:00

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