
デジタルシステムの定着化支援プラットフォームを提供するテックタッチ株式会社では、新規顧客獲得を目指す「コンペ勝率重視」から、既存顧客からの利用拡大を目指す「顧客価値重視」へと指標設計を転換した。プロダクトマネージャーの松木周(まつき・しゅう)氏は、50~60名の顧客インタビューを通じて「再生ROI」という独自指標を開発し、ビジネス部門との連携強化を実現。その結果、中央値で4~5倍の改善を達成し、顧客のアップセル促進や解約防止に貢献している。松木氏は、指標設計の具体的プロセスと組織全体での運用方法について共有した。
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森 英信(モリ ヒデノブ)
就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務やWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業。編集プロダクション業務においては、IT・HR関連の事例取材に加え、英語での海外スタートアップ取材などを手がける。独自開発のAI文字起こし・...
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