Pendo.io Japanは、米Pendo.ioの2021年度通年期(2021年2月1日~2022年1月31日)の決算とハイライトを2月24日に発表した。
2021年度通年期のおもな成果としては、売上高と顧客の増加、本社新社屋の完成、3度目の海外企業の買収、新プロダクト「Pendo Adopt」を含むプロダクトアップデートを挙げており、現在Pendoの顧客企業数はグローバルで2300超、無料版を使用するアカウントは2700超で、毎月5億人以上の人々に利用されているという。
2021年度の売り上げは、EMEAマーケットの急成長やPendo Adoptの発表、無償版から有償版への転換、既存顧客からの収益の増加などによって、60%増に達した。
B Capital Groupを筆頭に、Silver Lake Watermanや既存の投資家からシリーズFで得た1億5000万米ドル(約173億円)の追加投資や、Thoma Bravoを中心とした1億1000万ドル(約127億円)の追加投資で、調達資金総額は3億5600万米ドル(約391億円)、評価額は26億米ドル(約2859億円)に達している。
同社が2021年度にローンチした新しいプロダクトや機能としては、Pendo Adoptの刷新、プロダクト体験ソリューション「Pendo Engage」の機能拡張、Pendoプラットフォーム全体を横断して大量のデータセットからパターンを識別し、インサイトを得られる機械学習機能「Pendo Simon」の開発などがある。
なお、同社はGoogle Cloud Marketplace上でローンチされた、最初のプロダクト定着化(デジタルアダプション)プラットフォームとなっている。また、Grant Thorntonとの戦略的パートナーシップによって、同社と取引する企業や政府機関にPendoソリューションとソートリーダーシップを広めることを可能にした。
日本ではマクニカと提携するとともに、G2とCalendlyといった新しい技術的な連携も実現している。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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