プロダクトマネージャーはいつまで必要か
犬飼:最後に、「プロダクトマネージャーのキャリア」についてお聞かせください。プロダクトマネージャーはいつまで組織に必要とされますか。将来性について、どのようにお考えでしょうか。
早川:あまり想像では言いたくないのですが、プロダクトマネージャーがファシリテーターだとした場合、ビジネスと開発と市場(ユーザー)の3者の歯車が自律的にうまくかみ合っていれば、プロダクトマネージャーなんて不要なわけですよ。プロダクトマネージャーがいない世界こそ、プロダクトマネージャーが求める世界なので。プロダクトマネージャーの仕事に固執しなくていいし、プロダクトマネージャーがいない世界を目指すのが正しい方向だと考えています。
犬飼:ありがとうございます。大変参考になりました。私自身もプロダクトや組織の性質に合わせて企業・ユーザー双方にとって価値あるプロダクトを提供し続けるために、プロダクトマインドセットを持ってクライアント様をご支援していきたいと思います。