グロービス経営大学院とフライヤーは、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」の受賞作品を2月13日に発表した。あわせて、同グランプリ受賞作品の著者をスピーカーとして招いた特別セミナーを、3月17日から3回にわたって実施する。
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「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」は、ビジネスに役立つ「いま読むべき本」を選出、表彰することを目的としたアワードで、今回で10回目を迎える。今回は、出版社50社からの応募に加えて、フライヤーとグロービス経営大学院らが推薦した書籍を加えた、過去最多となる計152冊がエントリーした。
総合グランプリと、6つの部門賞(イノベーション部門、マネジメント部門、経済・マネー部門、自己啓発部門、リベラルアーツ部門、ビジネス実務部門)が一般読者からのWeb投票によって選出されたほか、特別賞である「10年を彩るビジネス書」と「グロービス経営大学院賞」が決定されている。
総合グランプリには、心理学をベースにした新しいマネジメントの手法をまとめた、『部下をもったらいちばん最初に読む本』(橋本拓也氏・著、アチーブメント出版・刊)が選ばれており、同書はマネジメント部門賞も受賞した。
そのほか、イノベーション部門賞には『イシューからはじめよ[改訂版]』(安宅和人氏・著、英治出版・刊)、経済・マネー部門賞には『となりの億万長者が17時になったらやっていること』(嶋村吉洋氏・著、PHP研究所・刊)、自己啓発部門賞には『あっという間に人は死ぬから』(佐藤舞(サトマイ)氏・著、KADOKAWA・刊)、リベラルアーツ部門賞には『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆氏・著、集英社・刊)、ビジネス実務部門賞には『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』(今井孝氏・著、すばる舎・刊)、特別賞の「10年を彩るビジネス書」には『学びを結果に変えるアウトプット大全』(樺沢紫苑氏・著、サンクチュアリ出版・刊)、同じく特別賞の「グロービス経営大学院賞」には『チームレジリエンス』(池田めぐみ氏、安斎勇樹氏・著、日本能率協会マネジメントセンター・刊)が選出されている。
各賞の発表にあわせて、2月14日からはジュンク堂書店 池袋本店、紀伊國屋書店 梅田本店など全国1300店舗超の書店において、受賞作品を展開した店頭フェアが順次開催される。
特別セミナーは、3月17日、4月9日、5月9日の3回にわたってオンライン開催される。いずれも参加費は無料で、事前登録が必要。
第1回となる3月17日19時30分〜20時40分には、『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』の著者で、キャリッジウェイ・コンサルティングの代表取締役である今井孝氏が登壇する。
第2回は4月9日19時30分〜20時40分に、『学びを結果に変えるアウトプット大全』の著者で、精神科医であり作家でもある樺沢紫苑氏を招いて開催される。
第3回の5月9日19時30分〜20時40分には、『チームレジリエンス』の著者で、筑波大学のビジネスサイエンス系助教である池田めぐみ氏と、MIMIGURIの代表取締役Co-CEOである安斎勇樹氏が登壇する。
さらに、グロービス経営大学院とフライヤーは、「読者が選ぶビジネス書グランプリ」の開催10周年を記念して、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2025」の受賞作品をプレゼントする、共同キャンペーンも実施している。
応募はXとInstagramにて受け付けており、Xから応募する場合はグロービス経営大学院(@GLOBIS_MBA)とフライヤー(@flierinc)の公式アカウントをフォローして、対象の投稿をリポストする必要がある。Instagramでは、グロービス経営大学院(mba_globis)とフライヤー(flierinc)の公式アカウントをフォローして、対象の投稿に「いいね」をすることで応募が完了する。
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ProductZine編集部(プロダクトジンヘンシュウブ)
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