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ProductZine Dayの第2回開催です。

ProductZine Day 2024 Winter

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特集記事(AD)

企業のDX推進に「デザインとエンジニアリングの連続性」という視点が欠かせない理由

DXに向けた企業の組織変革に伴走する「アイスリー式 変革支援」とは?

──現在展開している「アイスリー式 変革支援プログラム」は、そうした企業支援のスタイルを、フレームワーク化したものと捉えてよいのでしょうか。

山本:「アイスリー式 変革支援プログラム」では、新規プロダクトに関わる企画、開発、運用の領域だけでなく、DXへ取り組もうとしている企業の「デジタル人材育成」「組織変革」支援を含めた部分まで、サービス領域を拡張していることが特長になります。

「アイスリー式 変革支援プログラム」のフレームワーク
「アイスリー式 変革支援プログラム」のフレームワーク

 サービスは大きく「Human」「Tech」「Ops」の3領域に分かれます。

 「Human」の領域では、独自の「ヒューマンイノベーションプログラム」を提供します。社員の中から、30名程の次世代のデジタルリーダーとなってほしい人材を選出してもらい、われわれがワークショップを実施します。その中で、思考や意識の変革、ビジネス課題の抽出、課題解決に向けたアイデア創出などを実践していただきます。

 「Tech」の領域では、「Human」の段階で抽出されたビジネス課題をプロジェクト化し、デジタル技術を活用しての解決に取り組みます。ここでは、われわれがサポートする形で、PoC(概念実証)やプロジェクト評価、アジャイル型の継続開発などを実際に行います。

 最後の「Ops」では、プロジェクトでの取り組みを組織に根付かせ、最終的にクライアントが自走できるようになることを支援します。企業や組織が、継続してイノベーションを生みだすための仕組みづくりや、レギュレーションの整備といった支援を行います。

 これらの支援を、組織ごとに適切なフェーズで順に提供していくというのが「アイスリー式 変革支援プログラム」になります。

株式会社アイスリーデザイン 執行役員 山本真吾氏
株式会社アイスリーデザイン 執行役員 山本真吾氏

──日本の大手企業では、こうした包括的な形でのDX支援を必要としているケースが増えているのでしょうか。

:そう感じています。デジタル技術を積極的にビジネスへ生かしていかなければならないという機運は、あらゆる業種、業界で高まっています。その中で、何らかのシステムを作る際にも、従来のようなSIerに丸投げで外注するスタイルを変え、自社内にデジタル変革をきちんとマネジメントできる人材を育てたいというニーズが増しています。その要望に対し、アイスリーデザイン自身が培ってきた、事業会社としての人材育成経験を踏まえた上で、ノウハウを提供できる点が強みになります。

山本:特に多いのは、これまであまりIT領域に関わってこなかった、ビジネスサイドの人たちに、デジタルマネジメント人材としての知見を身につけてほしいというものです。ワークショップに取り組む人材の選出にあたっては、われわれからも、ビジネス部門で業務にあたっている人を中心に選んでいただくことを推奨しています。

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“テクノロジーを理解できるビジネス人材”へのニーズが高まる

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この記事の著者

高橋 美津(タカバシ ミツ)

PCやネットといったIT分野を中心に、ビジネスやゲーム分野でも執筆を行うフリーランスライター。Windowsユーザー。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://productzine.jp/article/detail/1309 2022/10/05 12:00

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