SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

ProductZine Dayの第4回。オフラインとしては2回目の開催です。

ProductZine Day 2025

ProductZine Day 2025

1人目プロダクトマネージャーの教科書 ~成長の立役者になるには~

1人目PMが次に進むべき道

1人目プロダクトマネージャーの教科書 ~成長の立役者になるには~ 第6回(最終回)

まとめ:あなた自身が、事業を創る存在に

 ここまで、1人目PMの「次のステップ」を描いてきました。要点を整理します。

  1. プロダクトの現場から視座を上げ、事業全体の成長に向き合う
  2. 現場の楽しさに固執せず、新しいスケールの醍醐味に身を置く
  3. 経営と共に動き、プロダクトと組織を構造として設計する
  4. 委譲と抽象化を繰り返し、自らを「不可欠な構造」へと変えていく

 あなたがこのタイミングで成長しなければ、CPOやVPが外からやってくるかもしれません。また、「プロダクトやテクノロジー出身者には事業を任せられない」という判断で金輪際CPO/VPoPが会社で設置されないという可能性もあります。しかし逆に言えば、ここを乗り越えられれば、あなた自身がそのポジションにふさわしい人材へと進化できるということでもあります。

最後に──この連載を終えるにあたって

 この連載『1人目プロダクトマネージャーの教科書』は、今回をもってひとまずの完結となります。ここまで読んでいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

 実は現在、「1人目PMを雇用する社長・経営者サイド向け」の下書きも構想中です。もしご興味がある方がいれば、声を届けていただければ幸いです。また、本連載が大きな反響をいただけた場合、書籍化の可能性も視野に入れています。応援やシェア、コメントが力になるので、ぜひお気軽に届けてください。

 そして最後に、構想初期からこの連載の土台を一緒に考えてくれたPMリトリートの有志の皆さんへ、心からの感謝を捧げます。

 彼らとともに悩み、語り、見つけた問いの数々が、この連載の背骨となっています。この教科書が、あなたの「1人目PMとしての旅路」の力強いコンパスとなることを願って。

オンラインイベント開催決定!

 この連載を通じて感じた疑問や、実際に自社で活かすためのヒントをより深く語り合う、読者参加型のオンラインイベントを開催します。

 記事では書ききれなかったリアルな体験談や、みなさんからの質問にその場で答える予定です。どうぞ気軽にご参加ください!

この記事は参考になりましたか?

1人目プロダクトマネージャーの教科書 ~成長の立役者になるには~連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

蜂須賀 大貴(ハチスカ ヒロキ)

Newbee株式会社 代表 / プロダクトマネージャー IMAGICA Lab.でエンジニアとしてキャリアを開始後、複数企業でプロダクトマネジメントおよび開発組織の立ち上げに従事。サイカではHead of Productとしてプロダクト戦略をリードし、事業成長に貢献。PIVOTではプロダクトマ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

ProductZine(プロダクトジン)
https://productzine.jp/article/detail/3643 2025/08/25 11:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

ProductZine Day&オンラインセミナーは、プロダクト開発にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「ProductZine(プロダクトジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々のプロダクト開発のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング